
9月30日(土)、旭川地方気象台によって旭岳の初冠雪観測が発表されました。初冠雪の平年値は9月25日。今年は平年に比べ5日遅く、昨年(2016)より1日遅い観測となっています。
北海道上空には11上旬~中旬並みの寒気が入り、本日(30日)午前6時頃、山頂付近で雪を観測しました。
大雪山系に属する旭岳は北海道の最高峰であり、高さは2291メートル。現在、大雪エリアは紅葉のハイシーズンを迎えており、多くの登山者・旅行者が訪れています。旭岳の麓でも美しい紅葉が見られ、山の雪と紅葉のコントラストを10月中旬まで楽しめます。
なお、道内では28日(木)に大雪山系の黒岳で、また29日(金)に道北の離島・利尻山で初冠雪を観測。
9月初旬から始まった大雪地方の紅葉と、本日の旭岳の初冠雪。北海道はこれから本格的な秋を迎えます。