【速報】定期運行ラストラン！寝台特急「北斗星」が札幌駅を出発

3月13日（金）17時12分ごろ、定期運行としては最後となる寝台特急「北斗星」（上り）がJR札幌駅を出発。“最後のブルートレイン”がその役目を終えるべく、約16時間、1214.7キロのラストランへと旅立った。

「北斗星」は青函トンネルが開通した昭和63年（1988）に運行を開始。上野～札幌間を約16時間で結ぶ寝台特急として活躍していた。しかし車両の老朽化と、北海道新幹線開業に向けた検査・試験等の実施によって列車運行が難しくなったことをなど理由に、3月13日（金）の発車分で定期運行の廃止が決定。以降は臨時列車として、運行設定が可能な日のみ運行する。

【動画】JR札幌駅を出発する「北斗星」

臨時列車としても運行を終了するのは8月22日（土）だが、定期運行列車としてはこれで見納め。定期運行ラストランの「北斗星」は、上り線（札幌発）が明日14日（土）の11時7分に終着・上野駅に到着予定。下り線（上野発）は11時15分に終着・札幌駅に到着予定だ。

なお3月13日（金）は、「トワイライトエクスプレス」もラストランを迎えた。くしくもこの日は27年前に「青函トンネル」が開通した日。「北斗星」「トワイライトエクスプレス」という2つの寝台特急が、時代の移り変わりを象徴するかのように最後を迎えた。

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