1. 白糸の滝|定山渓温泉の自然の中に流れ落ちる小さな人工滝

白糸の滝|定山渓温泉の自然の中に流れ落ちる小さな人工滝

【投稿日】2020年11月09日(月)| 北海道発

温泉街の中心部 林の中にひっそりと佇む滝

札幌中心部から車で約50分、札幌の奥座敷と呼ばれる定山渓温泉の林の中に「白糸の滝」はあります。

定山渓_白糸の滝
滝があるのは、道内で稼働する水力発電所の中でも最古である「定山渓発電所」の近く。なんと100年以上もの間稼働し続けており、2008年には「土木遺産」に認定されています。

定山渓_白糸の滝
▲その戻り水が流れ落ち、生まれた小さな滝が「白糸の滝」

定山渓_白糸の滝
▲水量が多く勢いよく流れ落ちる滝は、想像以上にダイナミック!

落差が12メートルほどあるので、離れていても水しぶきを感じられるほど豪快です。周囲は木々に囲まれており、四季折々の風景も一緒に楽しめますよ。

白糸の滝(冬)
▲寒い冬は滝が凍って幻想的な姿に(画像提供:定山渓観光協会)

定山渓には豊平峡ダムと定山渓ダムの2つのダムがあり、それらが同時に放流すると、川や滝が急に増水することがあるのだそう。その際はサイレンやアナウンスで周知されるので、近づかないよう注意して。

白糸の滝周辺には駐車場はないので、滝を楽しむ際にはバスを利用するか、温泉街の無料駐車場に車を停めて徒歩で向かうのがベスト。

定山渓温泉方面から「白糸の滝」に向かう場合は、国道230号線を札幌方面へ。「白糸橋」手前にある交差点左の小道を進むと、「白糸の滝」の小さな看板が姿を現します。その先の道は少し傾斜面となっているので、スニーカーなどの歩きやすい靴がおすすめ。

澄んだ空気の中でマイナスイオンをたっぷりと浴びる、リフレッシュタイムを過ごしてみませんか?

■ 白糸の滝
【住所】札幌市南区定山渓温泉東2丁目
【交通アクセス】
車:札幌中心部から約50分(国道230号線)
バス:じょうてつバス「白糸の滝」停留所で降車
【駐車場】なし
【問い合わせ(TEL)】011-598-2012/定山渓観光協会
【放流期間】定山渓発電所冬季渇水停止のため12月~4月上旬は放流停止
【公式サイト】https://jozankei.jp/shiraito-wfall/4526

【投稿日】2020年11月09日(月)【投稿者】たびらい編集部

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