1. 白樺樹液100%で作るクラフトビール!「 美深白樺ブルワリー」が2019年6月、美深町にオープン

白樺樹液100%で作るクラフトビール!「 美深白樺ブルワリー」が2019年6月、美深町にオープン

【投稿日】2018年12月27日(木)| 北海道発

美深白樺ブルワリー

北海道北部の小さな町、美深町(びふかちょう)に、2019年6月、町特産の白樺樹液で作るクラフトビールの醸造所が開設します。

農業用倉庫として使われていた築90年の赤レンガ倉庫を改装し、醸造施設とレストランを併設。取り組んでいるのは、東京から美深町に移住した元会社員の高橋克尚さんと、ドイツ人ブリュワーのマリウスさん。

美深白樺ブルワリー

製造するのは国内でも珍しい、水の代わりに白樺樹液を使ったビール。美深町特産の白樺樹液を100%使用し、ホワイトバーチピルスナーを中心とした数種類を提供します。2018年8月に開催された「美深クラフトビアフェス」で 、試作のホワイトバーチピルスナーを提供したところ、これが大好評! オープンがますます楽しみですね。

レストランでは地元産羊肉を使った料理のほか、地元の農産物を使い、ここでしか食べられない料理を提供します。農産物が豊富な美深町で採れるジャガイモやカボチャなどの食材を、ふんだんに使ったメニューを考案中とのことなので、クラフトビールと一緒にいただく料理にも乞うご期待!

美深白樺ブルワリー

「ビールを作る場所としてだけでなく、たくさんの人たちが美深町を訪れて、観光をしてもらう場所を作りたい」との思いから、美深町特産の白樺の皮を使ったクラフト製品の体験プランなども計画中。高橋さんが美深町でクラフトビール作りに挑戦しようと思ったきっかけは、ひとり旅で美深町を訪れた際の、街の人との出会いから。宿泊したペンションのオーナーから、白樺樹液を使ったクラフトビールを作れるという話を聞いたことが始まり。

白樺樹液を使って、地元の新しい名産品を作りたいという地元の人たちの思いを知り「これを実現する人間になりたい」と決意。東京の会社を辞め、美深町に移住しました。「商品開発だけをするのではなく、地域の人や観光客、ビール愛好家など様々な人たちとのつながりを作り出す場所を築きたい」と高橋さんは話します。

まだまだ準備段階の美深白樺ブルワリーですが、2019年6月の開設に向けて、着々と準備が進行中。美深町の新たな特産品として、さらには新たな観光地として地元の期待も高く、多くの人達が美深白樺ブルワリーのオープンを心待ちにしています。

2019年の夏は美深町を訪れて、白樺樹液100%のクラフトビールと、地元産の食材をふんだんに使った料理を味わってみてはいかがでしょうか。

■美深白樺ブルワリー
【オープン予定】2019年6月頃
【住所】北海道中川郡美深町大通北4丁目
【公式Facebook】https://www.facebook.com/bifukacraftbeer/
【公式Instagram】https://www.instagram.com/bifukacraftbeer/

【投稿日】2018年12月27日(木)【投稿者】たびらい編集部

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