入舟漁港(函館漁港)
【投稿日】2015年07月23日(木)| 北海道発
函館で最も古い、歴史ある漁港。釣りや景観を楽しめるスポット

函館どつくの西側にある入舟漁港(通称)は、函館で最も古い漁港。世界的に有名な土木技術者・廣井 勇(ひろい いさみ)が、小樽港の外洋防波堤より1年早い明治29年(1896)に着工した石積防波堤が現存している(平成25年に修復工事が行われた)。この石積防波堤の一部には、幕末の戦い・箱館戦争の拠点となった「弁天台場」の石が使用されていて、近くには記念碑が設置されている。

道内外のイカ釣り漁船が利用する港のため、岸壁にはイカ釣り船が絶えず停留。風情のある景観を作り出している。釣りを楽しむ人々も訪れるが、人が少なく、函館山を側面に海が広がる景色を楽しめる穴場。夕日の名所としても市民には有名で、イカ釣り船と相まってノスタルジックな雰囲気に包まれる。
【入舟漁港(函館漁港)】
・住所/北海道函館市入舟町
・問合せ/0138-41-4156 函館港湾事務所 第2工務課
・交通/(車)JR函館駅から車で約10分
(電車)JR函館駅から市電5系統「函館どつく前行き」で約12分、終点「函館どつく」で下車し、徒歩で約5分
(バス)JR函館駅から停留所「棒二森屋前」まで徒歩約2分、「1系統」に乗車し約15分、「入舟町」で下車し、徒歩約3分
【投稿日】2015年07月23日(木)【投稿者】たびらい編集部