鮮魚店の王道を往く!毎朝市場で仕入れた新鮮な魚が並ぶ店

札幌市中心部に位置し、地下鉄・バス・JRの各拠点からアクセス抜群「二条市場」。種類豊富なカニやウニなどの海産物をはじめ、メロンやじゃがいもなどの農産品を扱う商店など約50店が軒を連ね、北海道土産を求める観光客が毎日大勢訪れる。大通り公園や時計台などたくさんの観光名所に近いため、札幌観光のついでに徒歩で立ち寄れるのも魅力だ。
二条市場の南2条通りに面した「株式会社 ほんま鮮魚店」には、店長が毎朝中央卸売市場に出向き、しっかり吟味して仕入れた旬の魚が並ぶ。マグロやホッケなどの鮮魚以外にも、数種類のカニや、イクラや加須の子などの加工品、品揃え豊富な干物も販売されている。
中でもひときわ大きく存在感のある、北海道羅臼(らうす)産の開きホッケの乾物は、脂のりがよく肉厚。同店では生の魚をさばいた自家製の干物も販売しており、少々値段は張るが、その上品な味にファンが多い。
もともとは鮮魚を販売する人たちが集まったことから始まった二条市場だが、現在市場に鮮魚店は5店舗ほどしか残っていない。創業100年を超え、なお鮮魚にこだわり続けている同店は地元民にも愛されている。
■札幌二条市場 本間鮮魚店
【住所】北海道札幌市中央区南3条東1丁目
【問い合わせ】TEL.011-241-9387
【営業時間】8時頃~17時頃、年中無休
【交通】札幌市営地下鉄/東西線「バスセンター前」下車、徒歩約3分。南北線・東西線・東豊線「大通」から徒歩約10分
【駐車場】二条市場で2000円以上買い物をした人は、市場向かいの契約駐車場が1時間無料