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【投稿日】2018年01月13日(土)| 北海道発
小樽きっての飲み屋街、花園には魅力的な店がたくさんありますが「旨いものが食べたい!」という人は、ぜひ一度「焼鳥 伊志井(いしい)」に足を運んでほしい。
▲定番のタレで味わう腸ガツ。これが堪らなくおいしいです! 詳しくは後半で。伊志井は小樽駅から徒歩約10分、オロロンラインと呼ばれる国道5号線を花園1丁目7番からJR線の高架下に向かって歩いたすぐのところにある焼鳥店。昭和52年(1977)創業、40余年に渡って愛され続ける老舗でこちらの店舗に移ってからは30年。三角屋根の一軒家の1階部分が店舗になっています。12名ほどが座れるカウンター席のほか、奥にテーブル席と小上がり席があり、店内は意外と広いので家族連れにも良さそうです。北海道らしく、冬になるとストーブに火が入り、店内はやさしい温かさに包まれます。▲思わず撮影してしまった提灯。焼鳥屋さんの趣があふれていて良いですね。この店の先代は、同じく花園にある老舗焼鳥店で修業された方。現在は2代目が後を継ぎ、先代の女将がサポートしています。一本一本丁寧に炭焼きしながらも、お客さんのお酒の進み具合に気を配るなど、黙々とカウンターに立つ2代目の姿が印象的です。焼鳥は塩とタレを選べますが、人気は断然タレ。修行先の老舗店で昭和初期から使われていたものを引き継ぎ、つぎ足しながら今も使い続けているという歴史ある“秘伝のタレ”です。塩分の強そうな見た目とは異なり、あっさりとした味わい。これが、何本でもいけてしまうのです。そしてこのタレで味わいたいのが、腸ガツ! 腸ガツとは豚の腸の部分、ホルモンの一種なのですが、伊志井の腸ガツはどうして?と感じるほどの柔らかさ。プルプルとした食感とこの秘伝のタレがマッチしていて、リピートしたくなります。▲こちらは豚肉。焼鳥と言えば鶏肉ですが、北海道では豚串が焼鳥としてポピュラーな存在。鳥カワや手羽などもありますが、北海道に来たら豚を食べるのがおすすめです。また、このほかに北海道らしいラム肉も厚みがあって美味。▲シシトウやアスパラの豚肉巻きは、塩でさっぱりとどうぞ。この日は串物でお腹いっぱいのため断念しましたが、半熟の目玉焼きがのった野菜炒めや食べ応え満点のオニギリも人気なので要チェックです。焼鳥と言えばビールですが、ここでぜひ注文してほしいのが熱燗。創業時からこのフラスコで提供するスタイルをとっており、実際にこのフラスコも昭和初期から使っている年代物。雰囲気があって良かったです。地元で知らない人はいない「焼鳥 伊志井」。一部を除いて焼鳥は1人前4本で300円~400円台というリーズナブルな料金もうれしい限り。店内はいつもお客さんでいっぱいなので、初めての人は予約がおすすめです。■焼鳥 伊志井【住所】北海道小樽市花園1丁目7-16【交通】JR:函館本線小樽駅から徒歩約10分【駐車場】なし【営業時間】17時~22時【定休日】日曜日【料金】腸ガツ380円、レバー380円 鳥カワ380円、ツクネ340円 手羽先340円、ラム肉390円 アスパラの豚肉巻き420円 野菜炒め540円、オニギリ210円 ほか※上記料金は消費税込み【問い合わせ(TEL)】0134-32-4200
【投稿日】2018年01月13日(土)【投稿者】たびらい編集部
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