ユリカモメに誘われて旅を続けよう

オジロワシやオオワシなども飛来する北海道だが、苫小牧市では秋になるとたくさんの「ユリカモメ」が訪れる。ユリカモメはカモメの中でも小型の部類に入り体調は約40センチほど。特徴として、夏以外は地味で小さいカモメといった印象だが、夏になると頭部の毛だけがほっかむりをしたように黒くなることだ。
また、カモメは海の鳥というイメージが強いが、このユリカモメは内陸部にも進出することで知られている。北海道では海から随分離れた然別湖でも確認されており、エサを求めて昼間内陸部に向かうユリカモメを頻繁に見ることができる。しかし、夜になるとほとんどのユリカモメも海上にもどり、波間に浮かびながら眠る。