1. クリオネ

クリオネ

【投稿日】2013年06月14日(金)| 北海道発

オホーツクのマスコット的存在

クリオネは可愛らしい姿でオホーツクのマスコット的な存在。

「流氷とともにやってきて、流氷とともに去る」と言われる通称「流氷の天使」「流氷の妖精」と呼ばれているクリオネ。半透明で頭部と尾が赤く、翼を広げたような姿で冬のオホーツク海のマスコット的存在となっている。

日本での正式名称は「ハダカカメガイ」と言い、巻貝の仲間。生まれたてのクリオネは貝殻を持っているが、成長するにつれて消えてしまう。4度以下の水温で大群で生息している。大きさは1~3センチと小さいが、その可愛らしい姿に似合わず肉食で、頭部にある2つの触角の間から6本の触手でしっかり捕まえ、同じくらいの大きさの浮遊する貝の殻の中身だけを食べてしまう。寿命は1~3年と言われているが、その生態はまだはっきりと分かっていない。

冬になるとクリオネは流氷の穴に入り込んで北海道へとやってくる。流氷にくっついているため、簡単に捕まえることもできる。また、あまり知られてはいないが、飼育に特に規制などはないので飼育することもできる。しかし、水温を保つことなどが難しいため、家庭で飼育することは一般的ではない。クリオネを観察したい場合は、オホーツク流氷館などの施設や、いくつかの水族館などで展示している。

■オホーツク流氷館
【住所】北海道網走市天都山245-1
【交通】JR:石北本線網走駅から車で約10分
【駐車場】あり
【営業時間】5~10月8時30分~18時、11~4月9時~16時30分
【入館料】大人770円、高校生660円、小中学生550円


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【投稿日】2013年06月14日(金)【投稿者】たびらい編集部

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