1. 和琴半島自然探勝路/屈斜路湖

和琴半島自然探勝路/屈斜路湖

【投稿日】2013年11月18日(月)| 北海道発

屈斜路湖に浮かぶ火山島であった和琴半島の魅力に迫る 和琴半島自然探勝路

和琴半島自然探勝路

屈斜路湖は日本最大のカルデラ湖だ。そのカルデラの中から噴出し、もとは屈斜路湖に浮かぶ火山島であったが、土砂が堆積して湖岸とつながったのが和琴半島である。

アイヌ語で魚の尾のくびれたところ「ワッコチ」と呼ばれていた和琴半島の周辺は観光地として整備されており、半島の付け根にはキャンプ場や温泉旅館、土産物屋、無料の温泉もある。そして和琴半島自然探勝路も整備され、和琴半島を一周しながら自然散策を楽しむことができる。自然探勝路は約2.5キロ。歩いて1時間ほどで和琴半島を一周することができる。

時計回りに歩いて行くと奇岩があり、木々のトンネルの先に屈斜路神社がひっそりと立つ。ところどころに硫気口跡があり、地熱が高く酸性が強い土壌のためヒメスゲやテンツキ、コケ類のみが生息。また、冬も雪が積もらず食料(コケ)に恵まれているため一年を通してマダラスズなどのコオロギやバッタの仲間が生息し、冬でも虫の鳴き声を聞く事ができる特殊な場所だ。日本最北限のミンミンゼミの生息地でもあり、国の天然記念物に指定。半島先端にはオヤコツ地獄があり、噴気が上がっている。湖に浮かぶ湖中島では日本一大きい島で、最後は掘れば温泉がわく砂湯にたどりつく。

【住所】北海道川上郡弟子屈町屈斜路 和琴半島
【交通】車:札幌中心部から約5時間(道東自動車道 足寄IC利用)
【駐車場】駐車場あり(無料)

【投稿日】2013年11月18日(月)【投稿者】たびらい編集部

あわせて読みたい!

今、この宿、見られてます

×