1. 旧竹鶴邸/ニッカウヰスキー余市蒸溜所

旧竹鶴邸/ニッカウヰスキー余市蒸溜所

【投稿日】2013年10月28日(月)| 北海道発

創業者夫妻が暮らした和洋折衷の私宅

創業者夫妻が暮らした私邸

ニッカウヰスキー創業者の竹鶴政孝氏とリタ夫人が結婚後の生涯を送った余市町。2人は当初工場の敷地内に自宅を建てて住んでいたが、夜中でも工場の様子が気になって休まらないということで、余市川を隔てた山田町に家を移築。現在、敷地内にある旧竹鶴邸は、平成14年(2002)に再移築されたもので、平成17年(2005)2月にキルン塔や蒸溜棟などと共に国の登録有形文化財に認定された。

洋風建築の外観に、内部には和室をはじめとした和風の意匠が随所に取り入れられている。リタ夫人が熱心に手入れした庭園も再現。政孝氏の意向により、厳しい冬や雪をイメージさせる白い花を避け、色鮮やかな花ばかり植えたというエピソードが残っている。

一般公開は玄関ホールと庭園のみで、玄関ホールには夫妻愛用のハイティーセットやリタ夫人の聖書をはじめとした品々がエピソードを添えて展示され、仲睦まじかった2人の暮らしをしのぶことができる。国籍や人種を超え、強い絆で結ばれた竹鶴夫妻の生涯に感銘を受ける人は多い。「日本のウイスキーの父」と彼の夢を支えた夫人の生活を垣間見ることができる。

【住所】北海道余市郡余市町黒川町7-6
【交通】JR:函館本線余市駅から徒歩約5分
    車:札幌中心部より約1時間(札樽自動車道 朝里IC、国道5号線経由)
【駐車場】無料
【料金】入場無料
【時間】蒸留所自由見学時間 9時~17時(受付時間~15時30分)

■ガイド付き蒸溜所見学
【案内時間】9時~12時、13時~16時30分 の間で30分毎に出発 ※最終受付15時30分
【料金】無料
【予約】不要 ※10名以上の団体は要予約

■旧竹鶴邸
【開館時間】9時~16時30分

【投稿日】2013年10月28日(月)【投稿者】たびらい編集部

あわせて読みたい!

今、この宿、見られてます

×