蒸溜棟/ニッカウヰスキー余市蒸溜所
【投稿日】2013年10月28日(月)| 北海道発
伝統製法「石炭直火焚き蒸溜法」で現在も行われる蒸溜作業

ニッカウヰスキー余市蒸溜所を見学するなら、蒸溜棟は必見だ。石炭による直火焚きで温度を一定に保ちじっくりとアルコールを取り出す、昔ながらの石炭直火焚き蒸溜法が行われている施設。熟練した職人が、長年の経験に基づいて石炭をくべて燃えかすをかき出し、温度が上がり過ぎないように手作業で火力の調整を行う工程を映像で紹介している。
蒸溜作業は3月末~4月と9月中旬~12月初旬の年2回行われ、その時期に余市蒸溜所を訪れれば、実際の作業の様子を見学することができる。10~15分ごとに職人がポットスチル(単式蒸留器)を見回り、下部の投入口から石炭をくべる。蒸溜棟のそばを通ると、立ち上る麦芽の香りが辺りに漂い、醸造過程をより身近に感じられるだろう。力強さとコクの深さが特徴の余市モルトを生み出す伝統製法を間近で見学してみよう。
【住所】北海道余市郡余市町黒川町7-6
【交通】JR:函館本線余市駅から徒歩約5分
車:札幌中心部より約1時間(札樽自動車道 朝里IC、国道5号線経由)
【駐車場】無料
【料金】入場無料
【時間】蒸留所自由見学時間 9時~17時(受付時間~15時30分)
■ガイド付き蒸溜所見学
【案内時間】9時~12時、13時~16時30分 の間で30分毎に出発 ※最終受付15時30分
【料金】無料
【予約】不要 ※10名以上の団体は要予約
【投稿日】2013年10月28日(月)【投稿者】たびらい編集部