地引網体験
【投稿日】2013年08月01日(木)| 北海道発
何が獲れるかわからない、力をあわせて引っ張る地引網体験

現在北海道では実際に地引網で漁が行なわれているところは少ない。そこで、かつて地引網が行なわれていた地域では、地引網を体験できるプログラムを用意し、体験を通して北海道の漁業文化を伝える活動を行っている。
留萌市では、留萌の前浜に地引網を回す作業を見学後、地引網漁の模擬体験を行い、網に入った留萌の魚について学習できる。体験期間は7月~8月で、体験時間2時間ほど。団体や学校単位で受け付けてしている。石狩市では、4月下旬~8月中旬に15名以上から石狩浜周辺で地引網体験が可能。石狩の地引網は江戸時代から鮭を獲る漁法として続いていた。いずれの地域も、季節によって獲れる魚が違い、獲れたての魚を持って帰ることができる。ほかにも、豊浦町などで地引網体験を実施。
網を海から引き上げるのは、綱引きのように引っ張るかなりの力作業が必要で、一網をひくのに大人15人くらいの力が必要になる。子どもを含めても、大人数での参加がおすすめだ。子どもたちにはそれぞれの地域の魚を学ぶことができる。何が引っ掛かっているか、網をのぞく楽しみもあり大人も子どもも楽しめる。体験するには、濡れてもよい服装、軍手、カッパ、タオル、長靴なども必要だ。
■留萌市産業建設部 農林水産課
【開催場所】北海道留萌市礼受漁港、塩見海岸、浜中海岸 地図
【交通】車:札幌中心部から約2時間(道央自動車道 深川JCT利用)
【駐車場】あり / 無料
【料金】無料(留萌市モデル事業)
【問い合わせ】0164-42-1837/留萌市産業建設部 農林水産課
■石狩観光協会
【開催場所】北海道石狩市本町地区(石狩浜周辺) 地図
【交通】車:札幌中心部から約45分
【駐車場】あり / 無料
【料金】4万円
【問い合わせ】0133-62-4611/石狩観光協会
【投稿日】2013年08月01日(木)【投稿者】たびらい編集部