動物ウォッチング/霧多布
【投稿日】2013年07月05日(金)| 北海道発
野鳥の楽園・霧多布(きりたっぷ)で動物ウォッチング

浜中町霧多布(きりたっぷ)は北海道の東側、釧路と根室のほぼ中間の太平洋岸に位置している。湿原、森、岬が集まった北海道らしい自然が豊かな、野鳥の楽園だ。霧多布岬の沖にある小島は、珍しい鳥エトピリカの生息地。ぴょんと長い飾りの羽の様子から「おいらん鳥」などとも言われる。その顔は一度見たら忘れられないほどのインパクト。
そのほかにも珍しい鳥が数多く暮らしている。トドマツやミズナラの森に足を踏み入れるとクマゲラの声が響き、太平洋を眺めればヒメウの群れが魚を追う姿がある。季節によって見られる鳥の種類は異なり、夏には湿原でタンチョウが繁殖を行い、冬にはオオワシとオジロワシのような大型の鳥も訪れる。
案内してくれる日高哲二氏は、北海道認定アウトドアガイドの資格を持ち、日本野鳥の会に10年間勤務していたこともある、野鳥のプロフェッショナルだ。決まった時期、場所でしか見られない花や鳥、風景などを知り尽くしているので心強い。望遠鏡を使い、遠くにいる鳥、小さな鳥の姿もはっきり見ることができる。バードウォッチングが初めての人や霧多布の鳥を知りたい人、野生動物が好きな人はいろいろ質問してみると良いだろう。
■ポロト案内舎
【住所】北海道厚岸郡浜中町幌戸126
【交通】車:札幌中心部から約5時間30分(道東自動車道 白糠IC利用)
JR:根室本線浜中駅から車で約15分※浜中駅からの送迎あり(要問合せ)
【駐車場】あり(無料)
【料金】霧多布バードウォッチングツアー:お一人様:15000円(2名様~)
【問い合わせ】0153-64-2528/ポロト案内舎
【投稿日】2013年07月05日(金)【投稿者】たびらい編集部