日本銀行旧小樽支店 金融資料館/小樽
【投稿日】2013年11月26日(火)| 北海道発
日本銀行の素顔に触れる

北のウォール街と呼ばれた小樽の面影をそのまま残す日本銀行旧小樽支店の建物。現在は日本銀行の役割や金融の仕組みなどを紹介する金融資料館として一般公開中だ。
この建物は赤レンガで有名な東京駅の設計者・辰野金吾とその弟子である長野宇平治らが設計し、明治45年に完成したもの。辰野金吾は日本銀行本店や東京駅など、全国各地にある重要な建築作品を残し、日本の近代建築の礎を築いた人物として知られている。
展示は3つのゾーンで構成。歴史展示ゾーンでは、日本銀行や日本銀行旧小樽支店の歴史と、小樽市夕景文化財とされている建物について解説。第2次世界大戦後に発行されたお札の実物も見ることができる。他に日本銀行の仕事を詳しく学べる業務展示ゾーンやビデオ上映のほか、パソコンでクイズが楽しめるマルチメディアコーナーを用意。開館日の14時~14時半には、職員による展示解説を実施しているので、大人も子どもも楽しめる施設だ。
【住所】北海道小樽市色内1-11-16
【電話番号】0134-21-1111
【駐車場】なし
【開館時間】4月~11月9時30分~17時30、12~3月10時~17時
【休館日】3月までは月曜、4月からは水曜日(休日の場合は開館)、年末年始(12月29日~1月5日)
【入館料】無料
【投稿日】2013年11月26日(火)【投稿者】たびらい編集部