167個の石油ランプの灯りだけで営業する喫茶ホール

明治期に作られた漁業用倉庫を利用した北一硝子 三号館。館内の喫茶コーナー「北一ホール」は、石油ランプの灯りだけで営業し、幻想的な雰囲気が楽しめる。倉庫として使われていた頃に貨物運搬用のトロッコが走ったレールが残る通路からホールへ足を踏み入れると、167個のランプの灯りが出迎えてくれる。
この店の名物は直径約15センチのメガサイズと滑らかなカスタードのおいしい「びっくりシュークリーム」だ。食事のメニューも充実しており、イカ、カニ、イクラが一度に楽しめるミニ丼3点セットや、ニシンで栄えた往時の小樽を忍ばせるメニューとして、御膳やニシンそばなど、地域の特色を生かした郷土料理を揃えている。
ホールにはピアノの名器・スタインウェイが据え付けられ、祝日を除く月・水・金曜は生演奏のステージを1日3回開催されている。