「北の国から」五郎の石の家 最初の家/富良野
【投稿日】2013年10月04日(金)| 北海道発
黒板五郎が建てた家を巡る

富良野を観光地として一層有名にしたドラマ「北の国から」。その作中では、黒板五郎の生活する家が重要な存在として登場する。そんなドラマの舞台となった家をそのまま見られる場所がある。
富良野市麓郷にあるのは、「'89帰郷」内で五郎が建てた石の家と、北の国からシリーズで五郎が1番最初に住んだ家が再現された「最初の家」だ。
「石の家」は作中で5番目の家。北の国から「'89 帰郷」の時に五郎は新しく丸太小屋を建てようと計画を始めるが、「'92 巣立ち」で、純がタマコを妊娠させ中絶させてしまったことへの誠意を示すために材料となる丸太を全て売ってしまう。そんな中、かつて火山活動があった富良野岳の影響で畑から出る石を利用することを思いついた五郎は石を積み上げ「石の家」を作り、「'95秘密」から作中に登場した。石風呂もそのまま再現されており、かつては内部が非公開となっていたが、現在では家の内部も見ることができる。
「石の家」からの少し離れた場所にある「最初の家」は、その名の通り第一回の放送で黒板家の3人が1番最初に住んだ家だ。廃屋を改築したもので、狭くてすき間があるところまでドラマそのままなのが印象的。純と蛍が寝泊まりしていた2階に上がることもできる。
石や木など、自然素材を利用した造りの温かい雰囲気は、ドラマを知らない人でも十分に楽しむことができるだろう。
【住所】北海道富良野市東麓郷
【交通】車:札幌から約2時間40分(道央自動車道利用 滝川ICから国道38号線経由、道道544号線)
【問い合わせ】0167-23-3388/ふらの観光協会
【駐車場】あり(無料)
【利用料金】大人500円、小学生以下無料

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【投稿日】2013年10月04日(金)【投稿者】たびらい編集部