1. 黄金岬|積丹半島・美国エリアで見る宝島とブルーの海

黄金岬|積丹半島・美国エリアで見る宝島とブルーの海

【投稿日】2018年07月12日(木)| 北海道発

黄金岬

小樽から44キロほど、日本海側に位置する積丹町・美国(びくに)には、断崖絶壁の海岸線と宝島を望むオーシャンビュースポット「黄金岬」があります。

夏には「積丹ブルー」と呼ばれる、澄んだコバルトブルーの海を鑑賞できるスポットです。

黄金岬の入り口に駐車場はないため、景色を楽しむには、国道229号沿いにある積丹町観光せんたぁの無料駐車場に車を停め、向かいの黄金岬入口から展望台へと徒歩で向かいましょう。

トイレも、積丹町観光せんたぁで済ませておくのがおすすめです。

散策スタート
黄金岬散策途中

黄金岬の展望台までは、地元に伝わる悲恋伝説から名づけられた「チャシナの小道」と呼ばれる自然遊歩道を約410メートル進んでいきます。

道はゆるやかな傾斜面。雨の翌日は足元の土が軟らかくなっていることもあるので、スニーカーや歩きやすい靴で臨むのがおすすめですよ。

黄金岬松山千春の碑

▲道の途中には、歌手の松山千春さんが曾祖父に捧げた碑が建てられています。

黄金岬道からの風景

▲清々しい緑の木々に囲まれて進んでいくと、草木の間からは町の景色を望むことができます。

黄金岬道からの風景2

漁船が並ぶ美国漁港や、家々が軒を連ねる町並みからは海と共に暮らしてきた積丹町の人々の姿が浮かんでくるようです。

黄金岬展望台

▲黄金岬の展望台は木造りの高い塔。ぐるぐると続く階段を頂上までのぼります。

黄金岬から見る宝島

階段を上りきった先には、青く澄んだ日本海と、数多くのカモメたちが群舞する「宝島」がそびえ立つ姿を一望できます。

かつて、宝島はニシンが大群で押し寄せた、宝の山のような島でした。それがこの島の名前の由来となり、現在は美国(びくに)エリアのシンボルとなっています。

黄金岬から海を眺める

▲一面に広がる青く澄んだ日本海は、写真映えもばっちりです。

アップダウンの大きな「神威岬」や散策に約1時間を要する「積丹岬」の遊歩道と違い、往復30分ほどの時間で青い海を満喫できる黄金岬は、積丹の岬の中でも気軽に楽しめるスポット。

岬から美国港へ降りてすぐのところには積丹の水中展望船「ニューしゃこたん号」の発着所も。展望台から眺めるのとはまた違った「積丹ブルー」を見られるので、セットで楽しむのもおすすめです。

心が吸い囲まれそうになる美しい景色と澄んだ空気を味わいに。ぜひ黄金岬に足を運んでみてください。

【住所】積丹郡積丹町美国町
【交通アクセス】JR:函館本線小樽駅から中央バス約1時間25分で美国下車、徒歩約15分
    車:札幌中心部から約1時間45分(札樽自動車道 小樽IC経由)
【駐車場】なし
【問い合わせ(TEL)】0135-44-3715 /積丹観光協会
【公式サイト】 http://www.kanko-shakotan.jp//


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【投稿日】2018年07月12日(木)【投稿者】たびらい編集部

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