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【投稿日】2018年10月12日(金)| 北海道発
北海道を代表する観光地のひとつ、小樽は季節を問わず道外からの旅行者で賑わう街。異国情緒漂う街並みや小樽港に届く新鮮な魚介が味わえるグルメ、独自文化が花開いた硝子工房など、見て買って食べて回れるスポットがたくさんあります。そんな楽しい散策に加えてほしいのが、小樽観光の中心地・堺町から歩いて向かえる神社「水天宮」です。水天宮があるのは、東雲町の住宅街にある“外人坂”を登った先。山の切り立った崖のような急斜面の山頂にあるため、階段を登りきった頃には少し息が上がります。▲到着した先に待つのは、緑色の屋根が特徴的な社殿。▲近くまで歩いていくと、本殿の前に大きな狛犬がいました。これだけ大きな狛犬は、意外と珍しいのでは?江戸時代の安政6年(1859)に祭られた水天宮は、小樽市指定の歴史的建造物のひとつ。飲料水と食料生産の神を奉っている神社で、この社殿は大正8年(1919)に建てられたものです。木造1階建てで本殿・中殿・拝殿が連結する権現造り(ごんげんづくり)となっており、お参りをする手前部分の拝殿は母屋造り。正面屋根に大きい千鳥破風、向拝屋根上に小さい千鳥破風2個が飾られています。銅板葺き(ふき)の屋根も、また美しい。ここは水の神。清らかな気持ちでお参りを済ませてから、社殿の右側にあるロケーションスポットへと向かいましょう。標高55メートルのこの高台からは小樽港や日本海、小樽の街並みを一望。小樽市重要眺望地点としても登録されており、街の広さや形をひと目で分かります。▲タイミングが合えば、埠頭に大きな客船が停泊していることも。そういった時は日が暮れる夕方になると、客船の窓から淡い光が漏れて、幻想的な景色を楽しむこともできますよ。また、水天宮の周りには桜の木がたくさん植えられているため、春には桜越しに小樽の街並みを見渡せるのでおすすめです。▲社殿の左側も忘れずに訪れましょう。ここには末社があり、お稲荷さんも。風化や自然災害によってでしょうか、首周りにヒビが。これも古い歴史のある水天宮だからこそ。▲敷地内の一角には、小樽に住んでいたと言われる石川啄木の歌碑もあります。毎年6月14日~16日には、小樽三大祭りのひとつ「水天宮例大祭」が行われます。水天宮から花銀通りにかけて、祭りを盛り上げる露店が並び、花園銀座商店街では様々なイベントも行われます。季節的にも良い時期なので、このタイミングを目掛けて訪れるのも良いでしょう。■水天宮【住所】北海道小樽市相生町3-1【交通】JR南小樽駅から徒歩約10分、札幌市中心部から車で約45分(高速利用)【駐車場】10台(無料)
【投稿日】2018年10月12日(金)【投稿者】たびらい編集部
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