積丹岬
【投稿日】2013年09月18日(水)| 北海道発
島武意海岸や女郎子岩が望める

北海道西部にある積丹町は、札幌から高速バスで2時間20分の場所にある。この町には、積丹半島の神威岬からの景色や積丹岬での奇岩を見られるスポットがあり、多くの観光客が訪れる。中でも積丹岬は、見どころが多い場所だ。
標高120メートルの断崖絶壁で、その下には積丹ブルーの広がる島武意海岸、岬東部には紅白の出岬灯台や女郎子岩がある。この島武意海岸から女郎子岩までの遊歩道を積丹岬と呼ぶ。積丹町から車で狭くて曲がりくねった道を登ると駐車場があり、そこから歩いて50メートルほどのトンネルを抜けると積丹岬展望台にたどりつく。このトンネルは、幅が狭くて高さも低く真っ暗なので足元には注意が必要だ。トンネルを抜けると積丹ブルーの風景が広がる。
そこから少し急な階段を下りると、10分ほどで、日本の渚100選に選ばれた島武意海岸にたどりつく。透明度が高く、地平線と空の青が混ざり合う風景を楽しめる。ただし、土砂崩れなどで通行止めの時もあるので、確認が必要。また、駐車場から40分ほど遊歩道を歩くと、展望台から女郎子岩が眺められる。着物を着て子どもを背負っているように見える事から名付けられたこの岩には、アイヌの娘と義経のロマンスの伝説もある。遊歩道にはさまざまな草花が咲き、散策におすすめ。
【住所】北海道積丹郡積丹町入舸町
【交通】車:札幌中心部から約2時間(国道229号経由)
JR:函館本線小樽駅から北海道中央バス積丹余別・神威岬方面行きで1時間50分、島武意海岸入口下車徒歩約10分
【駐車場】あり
【問い合わせ】0135-44-3715/積丹観光協会
【備考】URL http://www.kanko-shakotan.jp/
【投稿日】2013年09月18日(水)【投稿者】たびらい編集部