中頓別鍾乳洞自然ふれあい公園/枝幸
【投稿日】2013年08月08日(木)| 北海道発
日本最北のカルスト地形

北海道の最北、宗谷地方にある中頓別(なかとんべつ)町。この町には北海道で最初に発見された日本最北の鍾乳洞「中頓別鍾乳洞」があり、北海道指定の天然記念物に指定されている。
駐車場から「中頓別鍾乳洞自然ふれあい公園」の入り口にあたる「ぬく森館」を通り、奥にある鍾乳洞まで歩いて行く。遊歩道は整備されていて歩きやすいが、自然豊かな園内ゆえ虫が多いので長袖やスニーカーで行くことをおすすめする。散策にはいくつかのルートがあり、ぬく森館にはマップが置いてある。園内の見どころは「軍艦岩」と名が付いた巨岩や、周囲一帯の芝桜畑。6月初旬から下旬頃には鮮やかなピンク色のじゅうたんが広がる。湿地帯には小川や池もある。
メインの鍾乳洞は、第1洞から第3、第4洞まである。第2が抜けているが、崖崩れによって閉鎖されてしまった。第3、第4洞も現在は中には入ることができない。一番大きな第1洞の入口の前に立つと、中からひんやりとした空気が流れ出してくる。内部は最低限の照明しか設置されていないため、入り口に懐中電灯が用意されている。身をかがめて通るような狭い部分も多く、足元も湿っているので注意が必要だ。
【投稿日】2013年08月08日(木)【投稿者】たびらい編集部