メロディー橋/上川群鷹栖町
【投稿日】2013年07月25日(木)| 北海道発
鷹栖町のシンボル

真っ赤な橋に青い町章が光る「メロディー橋」は、オサラッペ川にかかる北野橋の別名である。オサラッペ川は石狩川の支流で、旭川市に隣接する上川郡鷹栖町を蛇行しながら流れている。語源はアイヌ語のオ・サル・ペツ(O-sar-pet)またはオ・サラ・ペツ(O-sara-pet)からきており、意味は川尻・川を表す。
メロディー橋は、このオサラッペ川にかかる橋のうちの一つで、鷹栖町のシンボルとなっている。全長約100メートルの大きさで、橋の欄干の中央あたりに鉄琴が組み込まれており、童謡「夕やけこやけ」のメロディーを奏でることができる。
「音の出る橋」となったきっかけは、昭和56年(1981)に古くからある北野橋を永久橋化するため、記念になるようにというアイディアからだった。この試みは大きな反響を呼び、昭和61年(1986)、建設省(現国土交通省)から「手づくり郷土賞」を受賞し日本で最初のメロディーを奏でる橋として全国的にも有名となった。平成25年(2013)初旬、橋はさらに新しく生まれ変わり、鉄琴をバチで叩く方式からチャイムのように鳴らす方式となり、一層メロディーを演奏しやすくなった。
【住所】北海道上川郡鷹栖町11線4号 オサラッペ川
【交通】JR:旭川駅から車で約25分
車:道央自動車道 旭川鷹栖ICから約10分
【駐車場】なし
【料金】無料
【投稿日】2013年07月25日(木)【投稿者】たびらい編集部