1. 洞爺湖

洞爺湖

【投稿日】2013年07月22日(月)| 北海道発

日本百景にも登録されたカルデラ湖

レジャーを満喫できる洞爺湖

洞爺湖(とうやこ)は北海道南部、虻田郡洞爺湖町と有珠郡壮瞥町にまたがる湖。支笏洞爺国立公園に含まれ、平成20年(2008)には日本百景に登録されている。南岸に洞爺湖温泉、有珠山・昭和新山があり、北海道有数の観光地だ。数万年前の大噴火によってできたこの湖の面積は日本で9番目。周囲はおよそ36.5キロのカルデラ湖。カルデラ湖としては屈斜路湖、支笏湖に次いで3番目の大きさだ。この中島には昭和35年(1960)頃には2世帯6人の定住者がいたが、現在は定住する者はいない。中央には大島、観音島、弁天島、饅頭島が浮かんでいる。

洞爺湖周囲はサイクリングコースにもなっている。1周4~5時間のコースは途中で、「生の賛歌」をテーマとした日本を代表する彫刻作家55人による58基の彫刻が点在し、さながら湖畔全体が野外美術館だ。湖水を巡れば33ヶ所に観音像が祀られていて、どちらの方向から回っても楽しめる。

エゾ鹿が生息している大島には洞爺湖遊覧船が着き、4つの中島をめぐる。中でも中世の古城をイメージした豪華双胴船「エスポアール」が人気。4月下旬~10月末日と長期開催される花火大会中は花火鑑賞船も毎晩運航されている。

「洞爺湖畔園地」はヨットやカヌー、ウインドサーフィン、ボートなどの遊びや、水上スポーツの基地にもなっている公園地区で、芝生の上でのんびり過ごすことができる場所である。湖の北には「観湖台」があり、小高い丘の上からは中島を正面に洞爺湖の湖畔全容を望むことができる。遠くは来馬岳、鷲別岳、有珠山のパノラマを一望することができ、湖畔の北岸には朱塗りの二重の塔、聖徳太子をまつる浮見堂「浮見堂公園」がある。松浦武四郎が絶賛した、羊蹄山へ抜ける山道からの見晴らしが素晴しい坂道「武四郎坂」は、駐車場と公園になっており、ここから望む洞爺湖や噴煙を上げる有珠山などその展望は圧巻だ。

【住所】北海道虻田郡洞爺湖町~北海道有珠郡壮瞥町
【交通】車:札幌中心部から約2時間(国道230号経由)
【駐車場】各所にあり

【投稿日】2013年07月22日(月)【投稿者】たびらい編集部

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