北一ヴェネツィア美術館／小樽

イタリアの「水の都」を再現

小樽市にある北一ヴェネツィア美術館はその名の通りイタリアの「水の都」として有名なヴェネツィアの文化を紹介している美術館で昭和63年(1988)に開館された。ヴェネツィアに現存するグラッシィ宮殿をモデルにした18世紀のネオ・クラシック様式の素敵な外観。

1階のエントランスにはゴンドラが浮かぶ室内プールとミュージアムショップ。2、3、5階には宮殿を再現した展示室があり、四季ごとの貴族の優雅な生活の様子や、ヴェネツィアガラスの作品約3000点が彩り鮮やかに展示されている。2階には故ダイアナ妃が実際に乗ったという国賓用のゴンドラも展示。特別企画展なども行われておりHP(http://www.venezia-museum.or.jp/index.html)で展覧会のスケジュールを確認することをおすすめする。

展示室のほかにイタリア製の本格的ドレスやカーニバルの衣装を着て記念撮影ができるコーナーがあり、女性に大人気。男性用や幼児用の衣装もあり、赤ちゃんにはドレスのようなマントも用意されているのがうれしい。修学旅行生にも人気だ。最上階には「カフェヴェネツィアーノ」があり、貴族が朝の目覚めに飲んだといわれている「チョコラータ」は人気のメニュー。海が一望できるテラス席からの景色を楽しみながらイタリアンビールを飲むこともできる。

【住所】北海道小樽市堺町5-27
【交通】JR：函館本線小樽駅から徒歩約10分
【駐車場】あり
【料金】一般700円、大学生・高校生500円、中・小学生・65歳以上350円
【開館時間】8時45分～18分(入館は17時30分まで)
　　　　　　※展示替えのため閉館時間が早まる場合あり
【休館日】無休
【備考】URL　 http://www.venezia-museum.or.jp/index.html