1. 納沙布岬

納沙布岬

【投稿日】2013年07月15日(月)| 北海道発

北海道で一番早く初日の出を拝める地

納沙布岬灯台

道東の根室半島の先端にあり、現在旅行者が足を踏み入れることができる最東端の地が納沙布岬(のさっぷみさき)。北海道で一番早く初日の出を拝める地だ。海霧が深く、行き交う船を見守るために建てられた納沙布岬灯台は、北海道最古の灯台とされ、「日本の灯台50選」にも選ばれている。

北はオホーツク海、南は太平洋にはさまれた岬からは、海を隔てて北方領土・歯舞群島の貝殻島を望むことができる。事実上の国境線が存在するこの地には、北方領土関連の建物が多く見受けられる。その一つ、望郷の岬公園の「四島のかけはし」は早期返還を願い作られたシンボル像。その下には「祈りの火」と呼ばれる点火灯台があり、静かにその日を待ち続けている。

納沙布岬の日の出

納沙布岬の日の出は、7月下旬なら4時前後で、沖縄県の那覇市とは2時間近い差になる。長い昼間の時間を使って、ゆっくりと岬めぐりをするのも良いだろう。

ただ、宿泊場所や交通手段によっては、少し慌ただしく時間の心配をすることもあるかもしれない。そんな時には、ねむろ半島遊覧バス「のさっぷ号」に乗ってみるのはいかがだろう。納沙布岬をコンパクトにめぐるコースと、根室半島を5時間かけて一周するコースがあり、根室駅前ターミナル発着で予約がいらないので利用しやすい。ただ、北海道でも根室は夏季の気温が特に低いところ。真夏でも長袖のセーターが必要なこともあるので注意が必要だ。

【住所】北海道根室市納沙布
【交通】札幌から車で約8時間(約470km:道央道札幌南IC→千歳恵庭JCT→道東道本別IC利用)
【駐車場】あり(無料)

【投稿日】2013年07月15日(月)【投稿者】たびらい編集部

あわせて読みたい!

今、この宿、見られてます

×