流星の滝・銀河の滝|層雲峡の名所。星の名を持つ滝で涼やかに
【投稿日】2013年07月11日(木)| 北海道発
切り立った断崖から流れ落ちる景色は圧巻

大雪山のふもとにある層雲峡は、石狩川を挟んで断崖絶壁が続くところ。旭川から66キロに位置する北海道有数の温泉地です。もともとアイヌ語で「ソウウンベツ」と呼ばれており、「滝の多い川」という意味だったそう。その名を表すように断崖から流れ落ちる滝がいくつもあり、切り立った層雲峡の景観を彩っています。
日本の滝100選にも選ばれているこのふたつの滝は、切り立った崖の間から流れ落ちています。駐車場の入り口から先に見える方が、水量も多く、太く力強く流れ落ち、雄滝と呼ばれる「流星の滝」。駐車場の奥の方へ行くと見えてくるのが「銀河の滝」。こちらは幾重にも分かれて白糸のように流れる様子から雌滝と呼ばれています。これらの滝は駐車場のすぐ脇を流れており、間近にその迫力を感じることができます。石狩川の豪快な流れもあるおかげか、車から降りた途端にひんやりとした空気を感じられます。
現在駐車場として利用されている場所は、もともとは道路だったところですが、過去にトンネル崩落事故があってから道としては使われなくなってしまいました。今では国道には別のトンネルが掘られ、旧道は観光地として賑わっています。
駐車場から「流星の滝」と「銀河の滝」を一緒に見ることは不可能だが、背後の急な坂道を20分ほど登ると「双瀑台」という展望台があります。ここからなら2本の滝を同時に見ることができるのでおすすめ。かなりの急勾配で、雨の後には滑りやすくなります。ソールのしっかりしたスニーカーなどで訪れましょう。
【住所】北海道上川郡上川町層雲峡温泉
【交通アクセス】車:札幌中心部から約2時間30分(道央自動車道利用 札幌IC→比布JCT→旭川紋別自動車道上川層雲峡IC経由)
【駐車場】あり(無料)
【料金】無料
―【層雲峡の観光情報をもっと知る】――
・層雲峡観光で役立つ!層雲峡の人気観光スポット
―――――――――――――――――――
【投稿日】2013年07月11日(木)【投稿者】たびらい編集部