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【投稿日】2022年09月28日(水)| 北海道発
紅葉名所が点在する定山渓のなかでも、人気が高いのが、定山渓散策路にある「二見吊橋」からの風景。定山渓温泉街散策の途中に立ち寄れる、アクセスの手軽さも魅力です。渓谷を流れる豊平川(とよひらがわ)にかかる真っ赤な吊り橋で、定山渓観光の定番スポット。橋の上からは、むき出しの岩肌を木々が覆う「かっぱ淵」を眺めることができます。豊平川の上流部は札幌市街地の流れとは雰囲気が違い、青く澄んだ流れ。そのなかには時折、ニジマスの姿を見られることも。清流と渓谷がバランスよく見られる名所で、木々が色づく秋にはかっぱ淵も華やかに染まり、まるで一枚の山水画のようです。川のせせらぎをBGMに、心洗われるような景勝を堪能しましょう。ちなみに「かっぱ淵」は、定山渓かっぱ伝説の発祥の地。その伝説とは、昔青年が川で魚をとっていたところ川底へ引き込まれ、そのまま行方不明に。1年後のある夜、その青年が故郷の父の夢枕に立ち、「私はいま、かっぱの妻と子供と幸せに暮らしている」と伝えたのだとか。以降、ここで遭難する者はなくなったといわれます。▲二見吊り橋の奥は一見突き当たりのように見えますが、奥には散策路が続いており、河原に降りることも可能。下から見上げる二見吊橋と紅葉のコラボレーションも写真映えしますよ。伝説の地の紅葉を眺めた後は、川沿いの森を抜ける定山渓散策路へ。森の清らかな空気のなか散策路を歩けば、あちらこちらで、きれいに色づいた木々と出合えます。豊平川沿いの森林には、2.5キロメートルの渓流コース、1.5キロのふるさとコースが設定され、のんびりと歩いて、森林浴&紅葉狩りを楽しめます。温泉街から二見吊橋までは“お散歩”感覚なので、札幌の森を深く感じるならこちらを歩いてみるのがおすすめ。アップダウンがあり、岩の上はやや滑りやすいので、底のしっかりとしたスニーカースタイルでトライしてみてください。
【住所】北海道札幌市南区定山渓温泉西4【交通】車:札幌中心部から車で約50分 バス:じょうてつバス「定山渓 湯の町」バス停から徒歩5分【料金】無料(見学自由 ※冬期(積雪の期間)は通行止め)【駐車場】公共駐車場を利用【問い合わせ(TEL)】011-598-2012(定山渓観光協会)
【投稿日】2022年09月28日(水)【投稿者】たびらい編集部
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