北海道神宮・開拓神社/札幌
【投稿日】2013年05月20日(月)| 北海道発
4.5トンの超巨大神輿は日本最大級

開拓神社とは、昭和13年(1938)北海道開拓70周年を迎えるに当たり、開拓功労者をしのんで北海道神宮内に創建された。北海道の名付け親である、幕末の探検家松浦武四郎氏など、北海道の開拓に尽くした先人37柱が祭られている。
明治2年(1869)8月15日に蝦夷地を北海道という名称に改めた日に、開拓神社が創建されてから毎年8月15日を例祭日としている。昭和53年(1978)から子ども神輿渡御が始まり、平成4年(1992)からは、なんと重さ4.5トンという日本最大級の大神輿が神輿奉納委員会によって奉納された。そのボリュームから、500人以上の担ぎ手が必要となり、人集めや運営費用が普通サイズの神輿よりもかさむため数年に一度しか見ることができない。
大神輿渡御が行われる年には全道から担ぎ手が集まる。東京などからわざわざこの珍しい巨大神輿を担ぎたくてやってくる人もいるほどだ。大神輿は大歓声の中、札幌の中心部である大通りやすすきのを練り歩く。
【投稿日】2013年05月20日(月)【投稿者】たびらい編集部