1. 登別温泉

登別温泉

【投稿日】2013年05月17日(金)| 北海道発

11種類の泉質の温泉が湧き出る大温泉地

登別温泉街風景

登別温泉では、11種類もの泉質の温泉が湧き出ており、豊富な自然湧出量に恵まれている日本屈指の温泉郷だ。これだけの多種多様な温泉に入れるのは世界的にも珍しく、「温泉のデパート」と呼ばれている。

大昔からアイヌの人たちも薬湯として登別の温泉を重宝しており、江戸時代から明治にかけて開発され、長きに渡って温泉地として親しまれてきた。

そんな登別温泉の代表的な泉質はいくつかある。その一つが硫黄泉。登別といえばこの湯だというイメージを持つ人も多いだろう。ゆで卵のような匂いが特徴的な乳白濁の湯。血管を拡張させる働きがあるため、動脈硬化症などに効く。解毒作用もあり、慢性皮膚病などにも良い。次に食塩泉。無色透明で保湿効果が高い。湯冷めしにくく神経痛や腰痛、冷え性などに効く。他にも、明ばん泉や鉄泉、酸性鉄泉などが挙げられる。

こういったさまざまな泉質を一カ所の温泉地で堪能できるのが登別温泉の醍醐味である。宿によって泉質の種類が異なるので、登別温泉を利用の際は泉質も意識して選んでみるのも良いだろう。また、日帰り温泉を提供している宿も多い。札幌から高速道路を使えば車で1時間半ほどのところにあるので、気軽に訪れることができるおすすめのドライブコースだ。

【住所】北海道登別市登別温泉町
【交通】JR:室蘭本線登別駅から道南バス登別行きで15分、登別温泉ターミナル下車
    車:札幌中心部から約1時間半(道央自動車道利用 札幌IC→登別東IC) 登別東ICより約6キロメートル
【駐車場】各温泉施設または地獄谷駐車場(有料)

【投稿日】2013年05月17日(金)【投稿者】たびらい編集部

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