知床八景「夕陽台」|真っ赤に染まるオホーツク海を眺めて
【投稿日】2013年05月16日(木)| 北海道発

知床八景のひとつに数えられる「夕陽台」。その名の通り夕陽の名所ですが、知床国設野営場の海側に位置し、オホーツク海とウトロ港を見渡せる見晴らしのいい場所です。
ウトロの温泉街にあるので、宿からちょっと散歩がてら夕陽を見に訪れることができます。夕陽台の真向かいに駐車場があり、そこを利用することも可能ですが、おすすめは、「夕陽台の湯」というウトロ港を見下ろす断崖に建つ温泉施設。温泉に浸かりながらオホーツクに沈みゆく夕陽と、それが海面に真っ直ぐな朱色の筋をつくる様子を眺めることができますよ。ただし、夕陽台の湯は宿泊施設ではなく、営業期間や時間も限られているので、利用する際にはご注意を。
夕陽と言えば、太陽が低く赤くなってから沈むまでを見届けるものだという認識ですが、沈んですぐにその場を離れてしまうのはもったいない! 陽が沈んだ後に、「小焼け」といって空が赤く染まることがあるんです。まさに「夕焼け小焼け」の小焼けなのですが、単に語呂の良さから言ってるわけではなく、実際にそう呼ばれる現象があります。その小焼けが発生する条件は、大気中の水蒸気の多さなどがあげられるので、夏の蒸し暑い日などには見られるチャンスが多いですよ。
■夕陽台
【住所】北海道斜里郡斜里町ウトロ
【交通】車:札幌から約5時間50分(道央自動車道 札幌IC→旭川紋別自動車道丸瀬布IC経由)
【駐車場】夕陽台の湯の駐車場を利用(無料)
【料金】夕陽台の湯入浴料 大人500円、子ども250円
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【投稿日】2013年05月16日(木)【投稿者】たびらい編集部