知床八景「オシンコシンの滝」|季節によって姿を変える大迫力の滝を楽しむ
【投稿日】2013年05月16日(木)| 北海道発

斜里から国道334号線を北上し、道東の秘境・世界自然遺産の知床を目指すと、まず最初に現れる人気の観光スポットがこの「オシンコシンの滝」です。知床八景のひとつに数えられ、知床最大の滝ということもあり、多くの観光客がこのオシンコシンの滝を訪れます。
北海道ではアイヌ語が語源となっているスポットが多く存在しますが、このオシンコシンという名前もそのひとつ。アイヌ語で「エゾマツが群生するところ」という意味の「オ・シュンク・ウシ」から転じたとされています。駐車場から歩いて5分ほどでその景色を眺めることができますよ。
滝の中ほどの高さまで階段で登り、間近で見る幅約30メートル、落差約80メートルの滝はかなりの迫力! 途中で水の流れが2手に分かれていることから「双美の滝」とも呼ばれることも。落差があることで生まれる迫力と、大きく2つに広がる水の流れの美しさから日本の滝100選にも選定されています。
この滝は、四季によって違う姿を楽しめるのも魅力。新緑の季節には、山々からの雪解け水で水量が増し、迫力のある滝の姿を堪能することができます。また、冬に訪れると水の流れを残したまま凍りつくオシンコシンの滝を見ることができますよ。滝の上にある展望台に登ると、オホーツク海や知床連山の眺めが広がります。特に、流氷の季節は見渡す限りの白い海原が圧巻です。
■オシンコシンの滝
【住所】北海道斜里郡斜里町ウトロ西
【交通】JR:釧路本線知床斜里駅から斜里バスウトロ温泉行きバス約40分 オシンコシンの滝下車、徒歩すぐ
車:斜里町ウトロから斜里方面で約10分
【駐車場】有り(無料)
【料金】無料
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【投稿日】2013年05月16日(木)【投稿者】たびらい編集部