1. ウニ/知床羅臼町

ウニ/知床羅臼町

【投稿日】2013年11月17日(日)| 北海道発

羅臼昆布で育った絶品ウニ

羅臼のエゾバフンウニ

知床羅臼のウニは、最高級品といわれるエゾバフンウニだ。棘が短くやや平べったいまんじゅう型の殻の形から名付けられた。北海道のウニはこのエゾバフンウニとキタムラサキウニがほとんどだが、あっさりとした味わいのキタムラサキウニに比べ、エゾバフンウニは濃厚なうま味が特徴。色も鮮やかなオレンジ色をしている。

エゾバフンウニは北海道沿岸の全域で取れるが、特においしいとされているのが利尻・礼文と知床羅臼。ウニは雑食なので何でも食べるのだが、食べる餌によってウニ自体の味も変わってくる。当然うま味のもとである昆布を食べて育ったウニはおいしい。贅沢にも羅臼昆布を食べて育つため、他とは一線を画す人気なのだ。

エゾバフンウニの中でも「黄」と「赤」と呼ばれる区分けがある。ウニの身とされ食用されているのは実は精巣と卵巣なのだが、「黄」はオス、「赤」はメスのウニ。「黄」はとろけるようなうま味と食感、「赤」は濃厚で味わいが後に残る。「黄」だけを集めたものが高価とされる場合もあるが、知床羅臼のウニはどちらもおすすめだ。漁期は流氷の間を縫って1月から始まり6月まで。一般に夏が旬のイメージがあるが知床羅臼のウニは冬から初夏までだ。

【住所】北海道目梨郡羅臼町
【交通】車:札幌中心部から約6時間20分(道央自動車道 比布JCT利用)

【投稿日】2013年11月17日(日)【投稿者】たびらい編集部

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