ニッカウヰスキー余市蒸溜所 ウイスキー原酒/余市町
【投稿日】2013年10月28日(月)| 北海道発
1つの樽で熟成させた原酒

「シングルカスク余市」は、その名の通り1つの樽で熟成させた原酒をそのまま瓶に詰めたもので、5~25年の熟成年数により、5年間隔で5種類を用意。ウイスキー原酒は貯蔵樽1本ごとに異なる味わいを持つとされ、厳密に言えば、同じ名で販売されていてもその樽の分が売り切れれば別物となってしまう希少な存在。樽の素材も、ホワイトオークを使った新樽、一度使用した新樽の内側を焦がした活性樽、シェリー酒の仕込みに使ったシェリー樽とさまざまで、これも風味に影響を与える。
ニッカウヰスキーが掲げる「樽の数だけ個性がある」というキャッチコピーを体感できるのがこのシングルカスク余市。安価なものではないが、ウイスキー好きならその価値を十分に理解できるだろう。ウイスキー博物館では、有料で少量ずつ試飲することもできる。
夏期は余市原酒直売所、冬期はその向かいのウイスキー博物館内で販売している。
【施設名】ニッカウヰスキー 余市蒸溜所
【住所】北海道余市郡余市町黒川町 7-6
【電話】0135-23-3131
【交通】車:札幌市内から約1時間20分(札樽自動車道 小樽IC経由)
JR:札幌駅快速エアポートで小樽駅まで、各駅停車乗り換え小樽から余市駅まで約1時間、余市駅から徒歩3分
【駐車場】あり / 無料(40台)
【営業時間】9時~17時
【料金】見学無料
【投稿日】2013年10月28日(月)【投稿者】たびらい編集部