根室さんまロール寿司/根室市
【投稿日】2013年08月01日(木)| 北海道発
サンマの生臭さをネギやゴマなどの香りが抑え、バランスのとれた味

根室さんまロール寿司は、食べる昆布を北海道でも普及・定着させようという思いで開発した、根室産のサンマを根室産の棹前昆布で巻いたもの。根室の食材にこだわり、現地に来なければ食べることができない新ご当地グルメの開発に着手したことが誕生のきっかけだ。平成20年(2008)6月に誕生し市民の間にも定着している。現在食べられるお店は根室市に7店舗ある。
根室さんまロール寿司のルールは10項目。根室産の棹前昆布で巻く昆布ロール寿司である。シャリは北海道産ななつぼしを使う。具材は根室産のサンマ、北海道産の大葉とネギ、白ゴマを使用する。大きさは縦センチ3センチ×横4センチ長さ18~20センチを目安とする。醤油ははぼまい昆布しょうゆを使用する、など。
作り方は、敷いた寿司飯の上に大葉を敷き、刻んだネギと白ごまをちらして一旦巻き、その上にサンマを乗せて最後に昆布で巻いて切り分けられる。サンマの少し生臭い風味をネギやゴマなどの香りがうまく抑え、バランスのとれた味に仕上がっている。根室市内の店舗すしもとでは、さんまロール寿司を頼むとお茶碗と土瓶がセットで出てくる。土瓶の中のだし汁が入り、ほぐして食べると具材の薬味効果で風味を壊さず、また違った風味を楽しめる。
【投稿日】2013年08月01日(木)【投稿者】たびらい編集部