すすきの市場/札幌市
【投稿日】2013年06月12日(水)| 北海道発
すすきのの老舗、名店の台所

札幌市中央区南6西4にある、広さ780平方メートルの東西に細長い建物に「すすきの市場」はある。この市場は、大正11年(1922)に札幌で2カ所目の公設市場として設置された「第二公設廉売市場」が前身となっている。地下は飲食街「薄野ゼロ番地」、現在も居住用として使われている2~5階は北海道内で現存する最も古い公営住宅だ。
市場はこの1階部分で、雑貨店、鮮魚店、精肉店、青果店、総菜店、ハンコ屋、花屋などが狭い通路を挟んで両脇に20軒ほど。日中は各店舗が開店準備をしたり、魚や野菜の業者が出入りしている。ここは場所柄、観光客や住人相手の市場というよりも、多くはススキノの飲食店だ。店で出すフルーツ盛り合わせ、店に飾る花、スナックなどで出す総菜など、プロを満足させる品質のいいものを提供している。
【住所】北海道札幌市中央区南6条西4丁目
【交通】地下鉄:南北線すすきの駅から徒歩約3分
【駐車場】なし
【営業時間】10時~20時
【定休日】日曜・祝日
【投稿日】2013年06月12日(水)【投稿者】たびらい編集部