花咲ガニ/根室市
【投稿日】2013年06月04日(火)| 北海道発
「幻の蟹」とも呼ばれるカニ

根室市の花咲港では、国産の「花咲ガニ」の水揚げ量が日本一である。見た目はトゲトゲしているが甲の形はハート形で、茹でると花が咲くように鮮やかな朱色に染まることから「花咲ガニ」の名前が付いたと言われている。また、根室市の太平洋側にある根室港、通称「花咲港」で多く水揚げされることから付いたとも言われる。
「幻の蟹」とも呼ばれる花咲ガニは数が少なく貴重なため、水産資源保護が目的で、漁獲量も漁獲時期も規制されており、旬は7月から8月頃までと短い。極寒の海で鍛えられた花咲ガニの脚には、プリプリの身がたっぷりと詰まっていて濃厚でジューシーな味わい。味噌と内子の部分も旨みが濃い。
根室港近くの料理店では、花咲ガニが獲れる時期限定で鉄砲汁を味わうことができる。
【住所】北海道根室市海岸町 根室港
【交通】JR:根室本線根室駅から車で約7分
車:札幌中心部から約6時間20分(道東自動車道 白糠IC利用)
【投稿日】2013年06月04日(火)【投稿者】たびらい編集部