大粒でワイルドな外見とジューシーな甘さ

ミエルはフランス語で「ハチミツのような甘さ」の意味。非常に糖度が高く甘いため名付けられた。江別、南幌町、富良野で生産されているこのとうもろこし。スイカやメロンを越える糖度を記録したとして「地元紙・北海道新聞」にも紹介されたことがある。その糖度は20度。
大人の指でも輪っかを作れない程太く、大型でずっしりと重い。皮を剥いてみると、粒同士がお互いを圧迫し合って、綺麗に整列できていないのがわかる。また、最近のとうもろこしの例に漏れず、皮が薄いため生で食べることができる。茹でてみるとほんのりとパステルカラーだった身が、濃い黄色に染まる。捨ててしまいがちだが、とうもろこしのヒゲを一緒に茹でるとつややかに仕上がるのでおすすめだ。