然別湖畔の紅葉
【投稿日】2013年07月22日(月)| 北海道発
くちびるやまが湖面に映る幻想的な天空の湖の紅葉

然別湖は鹿追町北部の大雪山国立公園で唯一自然にできた湖。標高810メートルに位置し、北海道の湖では最も標高の高い場所にある。周囲は、白雲山や天望山などの東大雪山系の山々に囲まれ、中でも天望山は、湖面に映り込み「唇」のように見えることから「くちびる山」と呼ばれている。標高の高い場所にあるため紅葉の時期も早く、例年9月中旬には色づき始める。ダケカンバやナナカマドなどが黄色や赤、オレンジに色づき、針葉樹の緑と混ざり合う。
特に天望山の紅葉が湖面に映った朝夕の風景は幻想的だ。空気がいっきに冷やされた湖面からたちのぼるもやが、より一層秋を演出する。紅葉を楽しむのなら湖面に出ることのできるカヌーや遊覧船もおすすめだ。然別湖畔から上士幌町の糠平温泉を通り層雲峡までつながる三国峠は、見所スポットが連続する紅葉ロード。然別湖畔から層雲峡へ、大雪山国立公園を縦断するルートもまた紅葉を楽しめるドライブルートだ。然別湖畔を出発地点に紅葉ドライブを楽しむのもいいだろう。
【住所】北海道河東郡鹿追町然別湖畔
【交通】車:札幌中心部から約3時間(道東自動車道 札幌IC→十勝清水IC経由)
【駐車場】あり / 無料(100台)
【投稿日】2013年07月22日(月)【投稿者】たびらい編集部