1. 九十九山の桜/士別市

九十九山の桜/士別市

【投稿日】2013年05月23日(木)| 北海道発

山全体が桜色、地元の方たちとの交流も期待できる士別市九十九山の「さくら祭」

九十九山の桜

九十九山は士別市のほぼ中央に約2.5キロひろがる小高い丘陵地。毎年5月には約2000本のエゾヤマザクラやエゾカスミザクラ、チシマザクラが咲き、道北一の名所として知られています。桜は特に山の中にある※1士別神社境内に多いが、九十九山全体に咲き、ミズナラ等の自然木と士別市の木ナナカマド等60種類以上の樹木が繁ります。また野鳥、生物も数多く存在する自然の宝庫です。

毎年5月中旬には士別神社にて士別桜まつりが開催されます。60回目を超える「さくら祭」が開催されます。九十九山参道にぼんぼりも設置。地元の人たちが多く集う温かいお祭り。民謡や舞踊の発表、宝引き、もちまきなどもある。サクラの開花と春の到来を待ち望んでいた北海道人の気持ちが会場からあふれています。

満開の時期には山全体がまさに桜色に染まり、鳥居にまっすぐ伸びる宮下通りの桜並木も壮観。サクラの時期には種類によって微妙に違うピンクの濃淡に加え、白い大ぶりの花が見えます。これはヤマコブシの花で程よいアクセントになっています。

九十九の名前は、明治32年北海道開拓最後の屯田兵移住地として100戸が入植、うち1戸が火災に遭い、残り99戸で開拓がはじめられたことが由来とされています。
 ※1 士別神社:北海道自然百選に選定。御祭神は天照皇大神。

【住所】〒095-0008 士別市九十九山
【交通】道央自動車道・士別剣淵ICから国道40号、道道61号経由で約6キロ、約20分
【駐車場】あり / 無料(30台)

【投稿日】2013年05月23日(木)【投稿者】たびらい編集部

あわせて読みたい!

今、この宿、見られてます

×