感動!北海道の広がる空と大地に続く、壮大な桜並木ロード

全長8キロの直線道路7キロに約2200本もの桜が咲き誇る、北海道を代表する桜の名所。かつて、この土地にあった御料牧場を皇族が視察するための道路として、大正5年(1916)に近隣の山からエゾヤマザクラが移植されました。
その左右の道幅は二十間(約36メートル)。現在もこの道は「二十間道路」と呼ばれ、桜が咲く春の盛りには、札幌近郊からも多くの人が訪れます。
咲く花の7割はエゾヤマザクラです。他にカスミザクラ、ミヤマザクラの花も見られます。「日本の道百選」「さくら名所100選」「新・日本街路樹100景」「北海道遺産」に選定されており、北海道随一ともいえる桜の名所です。
場所は、新ひだか町静内田原~静内御園(静内市街地から北東へ)。JR静内駅からは道南バスが運行されており、農屋行きで20分、桜丘小下車徒歩15分で到着します。
また、JR静内駅からレンタルサイクルを利用するのもおすすめです。市街地を抜ける道を桜並木まで約30分、そこからまっすぐに続く桜道を40分、咲き誇る桜のトンネルを、自転車でくぐり抜けてみませんか。
開花時期には、美しい桜と多彩なイベントが楽しめる「しずない桜まつり」が開催されます。ぜひこの機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。