京都発!「ローカル旅行」の楽しみ方から予約まで
話題の京都水族館からスタートし、葵祭で名高い上賀茂神社へ。 京都府立植物園でのんびり過ごした後は、園内のレストランでナポリピッツァを堪能。 宝ヶ池公園まで足を延ばしてから、本のセレクトショップで自分へのお土産を。
JR京都駅から徒歩圏内でレンタカーを借りられる店舗は多数あり。 いずれもコンパクトな定員4人前後のレンタカーから、8人定員のグループ旅行向きレンタカーまで幅広く用意。 出発は京都駅だが、帰りは京都駅以外の駅を利用する場合は乗り捨て可能プランもある。
京都駅エリアのレンタカーを探す
梅小路公園にある京都水族館では、山紫水明の京都らしく、川から大海原へと続く自然の生態系を再現しているのが特徴。 国の特別天然記念物のオオサンショウウオなど珍しい川のいきものから、イルカやペンギン、ゴマフアザラシといった愛らしい海のアイドルにも会える。 展示だけでなく、子供から大人まで楽しめるワークショップや、飼育スタッフが解説するバックヤードツアーなど体験型プログラムも実施。
オットセイと一緒に泳いでいるような気分になるコの字型水槽、ゴマフアザラシが行ったり来たりするチューブ状水槽など、展示の工夫が凝らされたかいじゅうゾーン。 海のいきものの水中アクロバットが楽しめる。
京都水族館ならではの食事も楽しみのひとつ。 「九条ねぎのてっぱいチキンバーガー」は、揚げたてのジューシーなチキンと、酢味噌で和えられた京野菜の九条ねぎが人気のバーガー。 ボリュームもあるこちらのバーガーは大人から子どもま好評。 海や川のいきものをかたどった「すいぞくパン」も人気。
正式名は賀茂別雷神社。 厄除けの神様として知られ、賀茂競馬(かもくらべうま)や夏越祓式(なごしのおおはらえ)など神事も多く、緑あふれる広大な敷地にはいつも参拝客が絶えない。 細殿前には、ご神体である神山を表現した立砂があり、円錐型が美しい。 毎年5月15日は、京都三大祭りのひとつである賀茂祭(葵祭)が行われることでも有名。 平安貴族の姿をそのままに模した総勢500人以上の風雅な王朝行列がここにたどり着く。
一ノ鳥居をくぐると馬場が広がり、毎年5月5日にはここで賀茂競馬の神事が行われる。 古式に則り、二頭の馬が速さを競い合うというもので、「徒然草」にも描かれる京都市登録無形民俗文化財。
境内には賀茂川の分水である御手洗川(みたらしがわ)が流れ、夏にはここで涼をとる人々の姿がたくさん。 毎月第四日曜には「上賀茂手づくり市」が開かれ、ハンドメイドの店が軒を連ねていっそう賑わう。
大正13年(1,924)開園という歴史ある植物園。 約24万㎡もの広大な敷地で、約1万2,000種類もの植物を見ることができる。 見ものは、京都にちなんだ珍しい品種も数多いバラ園、キソウテンガイやバオバブなど世界の熱帯植物を間近に観賞できる日本最大級の観覧温室など。 園内は京都府民の憩いの場として親しまれ、弁当などを持ってくつろぐ姿があちらこちらで見られる。
園内の北半分は、なからぎの森と呼ばれる自然林が広がり、山並みと借景とする緑深い風景は、ここが京都市内であることを忘れるよう。 森の広さは約5,500㎡で、中ほどには上賀茂神社の境外末社である半木神社がある。 また池の周りにはカエデ類が多く、特に秋の紅葉は園内有数の美しさ。
四季折々の草花が美しい正面花壇、噴水や滝のある洋風庭園など、建物と調和した造形美が見もの。 観覧温室には、昼に夜の空間をつくり出し、夜に咲く花を展示するナイトフラワーガーデンもオープンし、幻想的な植物の世界を堪能できる。
京都府立植物園の北門前にオープンしたガーデンダイニング。 130席の開放的な空間で、職人が一枚一枚手焼きする窯焼きナポリピッツァが楽しめる。 オーダーを受けてから薪窯で焼き上げるピッツァは、外はカリッと香ばしく中はもっちり。 植物園にあふれる緑を眺めながらバーベキューもできるテラス席もあり、街中にいることをすっかり忘れてしまう食空間が広がっている。
マルゲリータなど自慢のナポリピッツァの他、お肉屋さんの生ハム・サラミが盛られたアフェッタートミストボード、野菜のお惣菜たっぷりのアンティパストミストなどをワインと共に。
大きな窓から植物園の緑を眺める店内。 ランチにディナー、アラカルト、自家製スイーツやカフェも充実している。
江戸時代に農業用のため池として作られたたものの、現在は府民憩いの公園として親しまれる宝ヶ池。 南面には五山の送り火のひとつ「妙法」が見え、小高い山に囲まれている。 春には桜の森でピンクの花が咲き誇り、夏にはハナショウブ、秋には赤や黄色の紅葉、冬には雪景色に包まれることもある、四季折々の自然美が見もの。 公園の東には、遊具やプレイパークを備えた子どもの楽園もある。
約62.7ヘクタールもの広大な敷地の真ん中にあるのが宝ヶ池。 鯉が泳ぎ、水鳥が遊ぶおだやかな池なので、貸しボートでのんびり過ごすのがおすすめ。
宝ヶ池の周囲は約1.5kmの散策路になっており、ランニングコースとしておなじみ。 愛犬の散歩コースとしても人気がある。 公園にはベンチや芝生スペースがあちこちにあるので、ゆったり読書するのもいい。
絶景ポイント 鴨川沿いの風景
京都の市街地を北から南に流れてはやがて桂川に注ぐ、全長約23kmの鴨川。 高野川との合流点より以北は賀茂川と呼ばれ、上流から下流まで、少しずつ異なる風景美が楽しめる。
アート激戦区の左京区において異彩を放つ、本にまつわるあれこれを取り揃えるセレクトショップ。 書店フロアでは、目利きのスタッフによって様々なジャンルの本が揃い、ディスプレイにもひと工夫しているので思わず手に取りたくなる。 アーティストのためのギャラリー「アンフェール」と衣食住の雑貨が並ぶ「生活館」も併設されていて、その充実ぶりにあっという間に時間が過ぎていく。
書籍はもちろん、CDやDVD、紙の雑貨も取り揃える書店フロア。 ただ棚にぎっしり並んでいるのではなく、まるでアート作品のように本の表紙を眺めていたくなるような見せ方など、提案型のディスプレイが面白い。
衣食住をテーマにした世界の生活雑貨が並ぶ「生活館」。 ジャンルにもこだわらず、器、調味料、読書のお供になるお菓子やコーヒー、レシピ本など様々。 毎回多彩なテーマで展開する期間限定コーナーにも注目を。
京都のレンタカーを探す
京都のドライブコースはこちら
東京湾アクアラインで海上を横断。 幻想的な亀岩の洞窟・濃溝の滝を観た後は、「まるはま」で南房総産の新鮮な海鮮浜焼きを堪能する。 そして、石仏のある日本寺を散策し、鋸山の山頂から「地獄」をのぞく。 温泉のあるかぢや旅館に到着後は、鋸山のふもとから湧き出るお湯で心身を癒す。
各エリアのローカル体験はこちら >