グルメ・果物狩り三重県
更新日:2017年01月17日
ぷるぷる&クリーミー!鳥羽のブランド牡蠣「浦村かき」を味わう
鳥羽市観光協会PR
伊勢神宮のおひざもと、美しい海に恵まれた三重県の鳥羽(とば)。牡蠣の養殖がさかんで、最近は「浦村かき」が人気急上昇中!冬場から早春まで、今が旬の牡蠣を食べに、鳥羽までバスツアーでお出かけしてみませんか。(取材日 2016年12月21日)
見渡す限りオーシャンビュー!鳥羽・浦村へ
伊勢志摩サミット開催で話題になった鳥羽

三重県の志摩半島に位置する鳥羽市。伊勢神宮(内宮)から車で約30分と近く、入り組んだリアス式海岸は絶景ドライブコースとなっています。
かつて、この地は「御食国 (みけつくに)」として、朝廷や皇室に食料を献上していた歴史があり、特産はなんといっても海の幸!2016年に行われた伊勢志摩サミットでも、鳥羽産の食材が採用されました。アワビやイセエビなど高級食材が有名で、漁では現在も海女さんが活躍しています。
三重の牡蠣といえば、「浦村かき」

鳥羽市南部の浦村町は、通称「浦村かき」の産地。戦後から昭和40年代にかけて真珠養殖から、牡蠣養殖に転向する生産者が増え、三重県内でも有数の生産量を誇ります。
特に生浦湾(おおのうらわん)は波が穏やかで、櫛田川など複数の河口で黒潮が混じり合い、プランクトンが豊富なことから美味しい牡蠣が育ちます。
浦村には「かき横丁」と呼ばれるエリアがあり、食事処や牡蠣の直売店が点在し、冬場は大にぎわい。

手間ひまかけて出荷される浦村かき
浦村の牡蠣養殖場は約60軒。そのうちの一軒、やまよし水産は、山中善之さん一家が経営しています。
毎年10月に入ると、いかだから海中の牡蠣を収穫し、付着物を除去し、選別してから海水で畜養して身入りを良くします。再度引き上げたら、洗浄し、滅菌水槽へ。その後、殻つきのまま、あるいはむき身に加工して出荷します。ほとんどすべて手作業だから驚き。
取材当日(2016年12月)も一家総出で牡蠣を選別し、身を取り出し、発送準備をしていました。
なお、鳥羽では、牡蠣養殖場の見学や牡蠣の料理体験ができるプログラムも実施しています(冬季のみ)。

浦村かきを食べ尽くそう!

プルップルな焼き牡蠣が最高!
「浦村かき」をおなかいっぱい食べるなら、焼き牡蠣や蒸し牡蠣が断然おすすめです。ぷっくりとした身は加熱しても柔らかく、クリーミーなのに後味はさっぱり。牡蠣独特の苦みやえぐみが少ないため、牡蠣が苦手な人もぺろりと食べられると評判です。


牡蠣料理の新トレンド!「カキンバ」
浦村で、牡蠣の創作料理を味わえるのが牡蠣小屋「さとや」。大粒でより高品質な「浦村かき」をひと手間かけて提供しています。
注目は「カキンバ」。牡蠣を炒めてコチュジャンなどで甘辛く味付けしたものをビビンバ風にいただきます。かきのコクとピリ辛で食が進む~!
店主の中山俊さんは生まれも育ちも浦村だけに、牡蠣や地元への思いも人一倍。
「いろんな牡蠣料理を提案して、浦村かきの価値をさらに高めていきたいです。ぜひ浦村に足を運んでもらいたいですね」(中山さん)。

バスツアーで、鳥羽の牡蠣料理を堪能しよう!
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