「さげもん」の季節は、水郷・柳川の町もお堀も華やかに!
▲祝祭ムードに包まれた柳川の春。水上パレードは華麗な歴史絵巻。
川下りで有名な、柳川の町へ
▲柳川の風景。船頭さんが案内する小舟での川下りは風情があります。
博多から車で1時間弱、福岡県南部に位置する柳川市。縦横にめぐらされた掘割には橋がかかり、柳の木が揺れる風景が美しく、「水都」(すいと)とも呼ばれています。堀をめぐる川下りは人気の観光スポットです。
女の子の成長を願う「柳川雛祭り さげもんめぐり」
▲柳川の雛祭りは特に華やか。女の子の健やかな成長を願う親心にあふれています。
早春の柳川といえば、話題はなんといっても「柳川雛祭り さげもんめぐり」。2019年は2月11日~4月3日に開催されます。
▲柳川まりや人形などの「さげもん」。これだけでかわいいインテリアですね。
「さげもん」とは、ひよこや鶴といったかわいらしい布細工や、手まりの「柳川まり」などを組み合わせた「つるし飾り」の一種。
柳川では、女の子が初節句を迎えると、ひな壇の両脇にさげもんを飾ってお祝いするという風習があり、お母さんやおばあちゃんたちが気持ちをこめて手作りしてきたそうです。
▲柳川商店街の巨大さげもん。思わず見上げてしまう豪華さ。
「柳川ひな祭り さげもんめぐり」は、さげもんを観光客にも楽しめるようにしたイベントで、毎年多くの人々でにぎわいます。期間中はひな飾りを市内あちこちで見ることができますが、柳川商店街通りの巨大さげもんは驚きの迫力です。
都合が合えば、雛めぐり舟も♪
▲目玉イベント「おひな様水上パレード」は圧巻の豪華さ!
さげもんめぐり期間中は市内で数々のイベントを実施。3月17日の「おひな様水上パレード」では、堀割にも「さげもん」が飾られ、雛祭り一色に。3月2日~31の土日(17日を除く)は、雛めぐり舟が運航されます。普段川下りでは通らないコースを体験できますよ。
ご当地名物グルメもチェック!
▲柳川名物の「うなぎのせいろ蒸し」。市内の20数軒で味わうことができます。
柳川の「さげもんめぐり」に出かけるバスツアーは、いろんな観光スポットを回るタイプと、さげもんめぐりをメインとして自由時間を多めにとっているコースがあるので、内容をじっくりチェックしてみて。
現地自由散策の場合は、ランチは各自で、ということも。名物の「うなぎのせいろ蒸し」や「柳川なべ」といった郷土の味や、有明海の海の幸なども試してみては。フォトジェニックな風景が多いので、着慣れているなら着物で撮影を楽しむのもいいかもしれません。
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