おいしいワインで乾杯!バスツアーで首都圏ワイナリーめぐり
【山梨】勝沼最古のワイナリー「シャトー勝沼」
▲山梨を代表するワイナリーのひとつ。
ブドウ畑が広がる山梨県甲州市勝沼町。1877年(明治10)創業の「シャトー勝沼」は、日本最古のブドウ栽培の歴史を持つ、勝沼最古のワイナリー。
こだわりは「ぶどうの栽培から醸造、販売まで、すべて一貫した手作り」。マスカット・ベーリーA、甲州など山梨ならではのブドウを使ったワインを作っています。
見学も可能で、地下貯蔵庫では樽やビンに詰められたワインが寝かされている様子が見られます。試飲は無料。
≫「シャト-勝沼」見学バスツアーをもっと詳しく
▲ワイナリーの2階にあるレストラン鳥居平。ワインと料理の相性もぴったり。
直営の「レストラン鳥居平(とりいびら)」では、地産地消をベースにした、落ち着いた空間の中で本格フランス料理が味わえるバスツアーもありますよ。
【栃木】航空会社も認めた味わい!「ココ・ファーム・ワイナリー」
▲1984年(昭和54)からワイン造りを開始。
栃木県足利市内、山のぶどう畑のふもとにあるワイナリー「ココ・ファーム・ワイナリー」。1950年代、特殊学級の中学生とその担任教師が急斜面を開墾し、ブドウ栽培を始めたのがルーツです。現在も障害者支援施設「こころみ学園」の人々がブドウを育てています。
▲ラインナップは豊富。サイトでは商品ごとに畑や製法などのデータを公開しています。
ここで造られているのは、日本のブドウを100%使用した「日本ワイン」。自家畑では、化学肥料や除草剤は使わず、天然の野生酵母や野生乳酸菌を中心に発酵させています。さらに濾過も極力行わないため、ブドウの個性がストレートに出ています。
最近は、航空会社のファーストクラス、ビジネスクラス向けワインとして用意されるなど注目されています。
ワインショップからは、ブドウ畑や醸造タンクも見えます。テイスティングは500円。見学プランもあります。こころみ学園栽培の新鮮野菜も販売しています。
【茨城】クラシカルな建物も魅力!「牛久シャトー」
▲国の重要文化財に指定されている本館。かつては事務室として使用されていました。
1903(明治36)年、実業家の神谷傳兵衛(でんべえ)が、茨城県牛久(うしく)市に開設した、日本初の本格的ワイン醸造場「牛久シャトー」(※2017年9月に「シャトーカミヤ」から改名)。
フランスの醸造場をモデルに、ボルドー地方の技術を用いて、ブドウの栽培からワインの醸造・瓶詰めまで一貫して行っていました。
▲神谷伝傳兵衛記念館の館内。傳兵衛の足跡のほか、ワイン作りの資料を展示。
敷地内には明治中期の煉瓦造建築の建物を活かした記念館やレストランもあり、近代化産業遺産や国の重要文化財に指定されています。
ショップでは、オリジナルワインのほか、フランス・ボルドー、ブルゴーニュなど世界のワインも置いています。
実は、東京・浅草名物の「電気ブラン」を売り出したのも神谷傳兵衛氏なのです。
関東出発のバスツアーでワイナリーに行こう!
▲関東出発のバスツアーでワイナリーに行こう!
秋は新酒が出始める時期なので、お目当てのワイナリーがある場合はサイトを事前にチェックしておくと、おすすめ商品情報が紹介されているかもしれません。
移動中に重いボトルを持ち歩かずに済むのもバスツアーのいいところ。プランによってはトイレ付きバス利用で安心です。
ワイナリーで自分好みの一本を見つけてみてください♪
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