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工場・社会科見学東京都

更新日:2014年06月07日

新鮮なビールで乾杯!ビール工場見学ツアー

たびらいバスツアー編集部

新鮮なビールで乾杯!ビール工場見学ツアー

サントリー・キリン・サッポロの日本を代表する3大ビールメーカーの工場を1日で巡る大人のバスツアーに密着。工場見学と生ビールの試飲やビールグラスのおみやげも付いて、お得感いっぱいのツアーをご紹介します。

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1日で3大ビールメーカーの工場を巡れる!?

できたて生ビールで乾杯!
▲できたて生ビールで乾杯!

サントリー武蔵野ビール工場、キリン横浜ビアビレッジ、サッポロビール千葉工場をめぐる日帰りツアーに密着。マイカーで出かけたら飲めない生ビールの試飲が楽しめる上に、移動中はほろ酔い気分でゆっくりできるという、バスツアーならではの魅力に富んだ内容だ。各工場では代表銘柄の製造工程やビール作りのノウハウを詳しく学べるほか、味比べも楽しめる。

サントリー武蔵野ビール工場でザ・プレミアム・モルツを堪能

原料から出荷までビール造りのすべてがわかる
▲原料から出荷までビール造りのすべてがわかる

今回の参加者は、ビールがテーマだけに30~50代の大人ばかりで、特に女性グループや夫婦が多い。「朝から水分を控えてきたので、早く生ビールを飲みたい!」という声に、早くも車内は盛り上がりを見せる。

10時前に、サントリー武蔵野ビール工場に到着。女性スタッフに迎えられ、さっそく工場見学ガイドツアー(60分)が始まった。「日本の4大メーカーの中で天然水を使ってビールを醸造しているのはサントリーだけです。ここはザ・プレミアム・モルツが誕生した工場なんですよ」と説明するスタッフに付いて、原料コーナーから仕込室、発酵タンク、缶詰コーナーとルートに沿って見学。途中、原料となる麦芽の味見やホップの香りを試す体験もでき、みんな興味津々で説明に聞き入っていた。

見学後はお待ちかねの試飲タイム!目の前でグラスに注がれたザ・プレミアム・モルツ生ビールを1人3杯まで味わえる。本日1杯目とあって、一気に飲み干し、最高の笑顔とともに、あちらこちらから「おいしい~!」と歓声が上がった。

試飲後はバスの出発時間まで、ファクトリーショップで買い物も楽しめる。麦芽・ホップ・ビール酵母が入った「ビールうどん」など、ここでしか買えないレアなおみやげを買い込む参加者も多かった。

車中でお弁当に舌鼓

次のキリン横浜ビアビレッジまでは約1時間30分の移動なので、車内で少し早めの昼食タイムへ。

添乗員から配られたお弁当は、昭和27年創業の和食店「人形町 今半」の折詰弁当。参加者の中には持参した日本酒や焼酎と一緒に味わう人も。「工場での試飲はビールだけなので、それだけでは飽きると思って持ってきちゃいました。お酒を飲みながら観光できるので、バスツアーは最高ですね!」と話すご主人に、「飲み過ぎて最後までもたないよ~」と突っ込む奥さんの言葉に車内は爆笑。アルコールが入って和やかな雰囲気のまま、バスは横浜方面へ。

 

一番搾り麦汁の味に感動するキリン横浜ビアビレッジ

五感を使ってビールの世界を満喫
▲五感を使ってビールの世界を満喫

 

次は、キリン横浜ビアビレッジへ。明治3年に日本で初めてビールを醸造した「スプリングバレー・ブルワリー」の流れをくむキリンビールが、横浜工場の中に開いたビールのテーマパークだ。

ここではキリンビールのメインブランド・一番搾りの「うまさの秘密体験ツアー」(65分)に参加。原料の麦芽やホップを実際に手にして感触や香りを楽しめるのはサントリーと同じだが、違うのは一番搾りがもっともこだわっているという麦汁の味見。もろみから最初に流れ出る一番絞り麦汁と、一番搾り後のもろみに湯を注いでエキスを出した二番絞り麦汁の2種類が用意され、それを味比べできるのがここならでは。

「二番絞り麦汁はいかにも薄いけど、一番搾り麦汁は濃厚で甘みが強くてまったく違いますね」と熱心に味見する参加者に、「普通のビールは一番絞り麦汁と二番絞り麦汁をブレンドして造りますが、一番搾りビールはその名前の通り、一番搾り麦汁だけで作っています」とスタッフが教えてくれた。

その言葉に、またまた試飲に期待が膨らむ。試飲はキリン一番搾り、黒ビールの一番搾りスタウト、ノンアルコールビールのキリンフリーなどから選んで3杯までOKだが、この日はタイミングがよく、一番絞りフローズン生も味わえた。氷の細かい泡がソフトクリームのように盛り上がったフローズン生ビールは、夏にぴったり。

おいしいビールの注ぎ方講座で盛り上がるサッポロビール千葉工場

参加者も一緒に楽しめるビールの注ぎ方講座
▲参加者も一緒に楽しめるビールの注ぎ方講座

13時55分にキリン横浜ビアビレッジを出発し、千葉県船橋市のサッポロビール千葉工場へ。東京ドーム3・5個分の広さを持つ千葉工場は、全国に流通するサッポロ生ビール黒ラベルの半分を醸造するという中核工場。その黒ラベルの醸造行程や味の秘密を紹介する黒ラベルツアー(50分)に参加。通常1人500円(試飲付き)する見学ツアー料金は、もちろんバス代に含まれている。

ここでも女性スタッフがルートに沿って丁寧に解説してくれる。「サッポロでは麦芽を栽培する世界約2300軒の契約農家を社員が直接訪ねて、品質の管理を行っています」との説明に、一同感心しきり。

ある参加者は「ビール造りの行程は同じですが、メーカーや工場によってこだわりが感じられておもしろい」と話してくれた。

本日最後の試飲タイムは、東京湾を望むマリンサロンにて。タンクから出て5日以内という黒ラベルが2杯味わえる。1杯400mlなので、飲みごたえ十分。この試飲はツアーに参加しない場合は1杯400円なので、かなりお得だ。

試飲中には、スタッフによるおいしいビールの注ぎ方講座もあり、参加者の1人も一緒にチャレンジ。見事に泡が盛り上がったところで、全員から拍手喝采が起こった。

見学ツアーの最後にオリジナルのビアグラスをおみやげに受け取って、参加者は、満足した様子だった。


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