世界遺産・歴史岐阜県
更新日:2017年08月31日
江戸の風情を味わう旅!木曽路の妻籠宿・馬籠宿
たびらいバスツアー編集部

江戸時代、五街道のひとつであった中山道(なかせんどう)。中でも妻籠宿(つまごしゅく)や馬籠宿(まごめしゅく)では、歴史ある町並みを観賞しながら散策や食べ歩きが楽しめます。バスツアーなら駐車場探しの手間も不要。紅葉の秋は、のんびりと信州木曽路に出かけてみませんか。
気分は江戸時代の旅人!?妻籠宿・馬籠宿をゆく

時代劇を思わせる町並みが人気の妻籠宿
中山道は、江戸の日本橋から高崎(群馬)、軽井沢(長野)、中津川(岐阜)、大津(滋賀)などを経由して京都へいたる街道で、その中でも贄川宿から馬籠宿までの11宿は「木曽路」とも呼ばれています。
江戸から数えて42番目の妻籠宿(長野県南木曽町)や43番目の馬籠宿(岐阜県中津川市)は、風情ある町並みが残り、現在では外国人観光客にも人気の観光スポットになっています。

妻籠宿は、中山道と伊那街道が交差する交通の要衝だったところで、昔の旅籠(宿屋)らしい建物が残っており、日本初の「重要伝統的建造物群保存地区」にも指定されています。
特に、「寺下の町並み」には出梁(だしばり)造りや竪繁格子(たてしげごうし)の木造家屋が並び、時代劇の世界に迷い込んだかのよう。第3駐車場から妻籠宿本陣、熊谷家住宅あたりまで1kmにわたって散策が楽しめます。
島崎藤村ゆかりの地、水車小屋が見事な馬籠宿

馬籠宿は、石畳に板塀の味わい建築物が建ち並び、こちらもフォトジェニック。かつては長野県山口村に属していましたが、2005年の市町村合併で岐阜県になったという珍しい経緯があります。文豪・島崎藤村ゆかりの地で、藤村は馬籠宿の本陣であった島崎家の出身。小説「夜明け前」の舞台にもなっています。

実際に発電しているという水車小屋は必見です。水車小屋や常夜灯、本陣跡の藤村記念館などがあるメインの散策路は約600mで、石畳の坂道がいい雰囲気です。
宿場町では五平餅など和テイストの食べ歩きも!
バスツアーの場合、妻籠宿や馬籠宿での散策は1時間弱というケースがほとんど。宿場町には土産物屋や飲食店もあります。町家を活用したカフェも多いので歩き疲れたら立ち寄ってみては。

ぜひ食べてみたいのが「五平餅」。つぶした米を串に刺し、醤油や味噌などのタレに絡ませて焼いたものです。店によってかたちやタレが異なるので、食べ比べしても楽しいですよ。秋は中津川の栗が旬。栗きんとんや栗スイーツもお見逃しなく!

妻籠宿と馬籠宿の距離は約8km。ふたつの宿場町を結ぶ路線バスの本数は少ないため、食べ歩きや観光ならバスツアー利用が断然便利です。
宿場町には石畳や坂道があるので、散策に適した歩きやすい靴がおすすめ。また、山間部のため、秋になると冷え込むので上着があるとよいでしょう。歴史薫る町で、秋のお出かけを楽しんで♪
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