「最後の晩餐」の前で撮影OK!名画を再現した大塚国際美術館
▲ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」は、修復前・後の2作品を展示。
展示作品は約1000点!大塚国際美術館とは?
▲スクロヴェーニ礼拝堂。ジョットによる聖書の物語が壁いっぱいに描かれています。現地の空間まるごと体感できる展示です。
徳島県・鳴門公園内にある大塚国際美術館。「ポカリスエット」でおなじみの大塚製薬をはじめとする大塚グループが、1998年に、創立75周年記念として開館した美術館です。
最大の特徴は、展示作品すべてが、古代から現代までの西洋名画を原寸大で「陶板」に再現されたものであること。大塚オーミ陶業による特殊技術を使い、色あせないのが特徴です。
その数、約1000点!ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」、「最後の晩餐」、ピカソ「ゲルニカ」などの名作を一度に鑑賞できます。
▲ゴッホギャラリー。特殊技術で再現した陶板名画は、ピカソの子息や海外の美術館関係者たちからも称賛を得たそう。
館内の展示は「環境展示」「系統展示」「テーマ展示」という3つの手法をとっています。例えば、システィーナ・ホールには、ミケランジェロによるシスティーナ礼拝堂の天井画や壁画を立体的に再現。幻想的な美しさに圧倒されます。
大塚国際美術館は、作品と一緒に撮影OK!うれしいことに、数々の名画と記念撮影が楽しめます。
夏は睡蓮の花が見頃!モネの世界にうっとり
▲モネの「大睡蓮」で咲く睡蓮の花
フランス印象派の画家、モネといえば睡蓮を愛したことで知られ、睡蓮をテーマにした絵を数多く残しています。屋外展示のモネの「大睡蓮」の周囲は池になっていて、6月に入ると睡蓮の花が咲き、7月には見頃に。花は午前中に咲き始めて、15時頃には閉じ始めてしまうので、到着後は早めに見に行くのがおすすめ。ピンク、白、黄色など色とりどりの花が見られます。
▲屋外展示:モネの「大睡蓮」
カフェの期間限定メニューにも注目!
▲モネ「印象 日の出」をイメージしたクリームソーダ。フレーバーは季節より変わります。
館内にある飲食施設は3ヵ所。イベントに合わせた期間限定メニューや名画にちなんだメニューもあるのでぜひチェックしてみて。
例えば、「カフェ・ド・ジヴェルニー」は「モネの池」に面した、明るい雰囲気のカフェ。季節限定のクリームソーダ (650円税込)は、モネの作品「印象 日の出」をイメージしたクリームソーダです。
「レストラン ガーデン」では「最後の晩餐」(1800円税込)なるメニューも。ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」をもとにしていますが、こちらは鯛や阿波黒毛和牛、わかめ、金時芋といった徳島産食材を使ったオリジナルレシピで提供しています。
日帰りバスツアーでもしっかり鑑賞!解説付きのプランも
▲解説ガイド付きプランも人気です
美術館の常設展示スペースは約3万平方メートルと国内最大級。鑑賞ルートも約4kmという距離に!美術館なのでいつもよりお洒落を楽しみつつも、歩きやすい靴がおすすめです。
美術館の入館料は国内最高額!?バスツアーならコスパ◎
気になる入館料は一般で3240円(当日限り再入館OK)。美術館としては国内最高額とも言われていますが、リピーターの多さからも、来館者の満足度が高いことがうかがえます。
バスツアーの場合、入館料とバス移動費なども含まれているので、コスパもバッチリ!
関西方面からの美術館見学をメインにした日帰りバスツアーでは、2~3時間とたっぷり見学時間を設定しているコースがほとんど。ランチは、淡路島や鳴門のホテルバイキングなどが好評です。名画に会いに、おでかけしてみてくださいね♪
(※写真はすべて、大塚国際美術館の展示作品を撮影したものです)
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