アウトドア長野県
更新日:2016年07月08日
花の宝庫!入笠山登山バスツアー
たびらいバスツアー編集部

“花の宝庫”といわれる南アルプスの入笠山(にゅうかさやま)。バスツアーならたっぷり歩いて、帰りに温泉を楽しむこともできる。散策は途中までガイドが付くので山歩き初心者も一人参加も安心だ。
春から秋まで約100種類の花が咲く花の山

山梨と長野の県境近くにそびえる標高1955メートルの入笠山は、花の山として名高く、春から秋まで約100種類の花が咲く。山頂からは、晴れていれば富士山や北・中央・南アルプスも見晴らし、眺望抜群だ。入笠山までのアクセスは最寄駅からのバス便が少ないので、バスツアーの利用が便利。費用も電車やマイカー利用の半額程度なのでおすすめだ。
ゴンドラに乗って、雲上の花畑へ

富士見パノラマリゾートに到着後、冬はスキー客用となるゴンドラに乗って、約10分で標高1780メートルへ。ゴンドラからは八ヶ岳や富士見町の市街を一望する爽快な眺めが広がる。「つい数時間前に新宿にいたのが嘘のようね」。大自然が広がる景色に、乗客からそんな言葉が聞かれた。バスツアーの費用には、このゴンドラの往復料金(1650円)が含まれている。
すずらんで有名!入笠山の名所「入笠湿原」を歩く

ゴンドラ山頂駅からは各自に分かれて、現地ガイドについて進む。10分ほど歩くと、入笠山の一番の名所である入笠湿原へ。6月に日本スズランの100万株の大群落が花を付けることで有名だ。1.85ヘクタールの広大な湿原を木道に沿って歩くと、何種類もの可憐な山野草が咲いている。お気に入りの花を見つけると、山ガールたちはレンズを近づけてパチリ。
わずか20分で入笠山山頂へ到着!

約1時間かけて「入笠湿原」と山の斜面に山野草が咲く「御所平のお花畑」を歩くことができる。バスツアーでは基本フリーハイキング。このまま花畑を散策するのも良いが、多くの人は登山口から20~30分で到着する入笠山山頂を目指す。ダケカンバやナナカマドが茂る登山道は、しだいに上り坂に。息が切れてくるが、フリーハイクなので自分のペースで登れる。ほどよく汗をかいたころ、視界が開けて山頂に到着。山頂では天気が良ければ360度の大パノラマが広がる。
登山を楽しんだ後は温泉で汗を流す

バスツアーでは登山後に温泉に立ち寄るコースがほとんど。参加者の多くはこの温泉も楽しみの一つ。「温泉に入ると疲れがとれるね」と参加者は大喜び。タオルや着替えを持参しても「トレッキングの間、車内に置いておけるのもバスツアーのよいところ」だとか。
花と温泉に癒され、帰りの車内は和やか

帰りのパーキングエリアでは、アイスクリームやビールとおつまみを買う人の姿も。帰路ものんびりくつろげるのがバスツアーのよいところだ。参加者はやはり女性が多い。ひとりで参加する場合も、席は同性同士の組み合わせなので、すぐに打ちとけてバスの車内は和気あいあいムードだ。
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