たびらいスタッフからの
トピック
~現地から選りすぐりのプランをお届けするたびらいスタッフのつぶやきトピック~
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ローカル取材班
山崎
北海道 小樽
港を見下ろす景観の裏にある苦労話
小樽市は、日本海に面した港を除けば山々に囲まれた場所にあるので、その分傾斜があり坂道が多い街。海に続く坂道は景観も良く、観光で訪れる人にとっては楽しい散歩道かと思います。
しかし、この坂道を毎日登る人にとっては苦行のようになる事も…。私は学生の頃、坂道を上った先にある大学に通っていたのですが、毎朝大変な思いをしていました。時間にしたら僅か15分ほどの道のりでしたが、この坂が本当に辛く、その名も「地獄坂」。
JRを利用して通う学生たちは、駅からタクシーの乗り合いで大学へ通う場合が多かったので、「坂道を自分で登らなくていいなんて…」と羨ましかったです。でも、そのおかげで少しは足腰が鍛えられたと思います。登るだけでもキツいのに、別の苦労もありました。
この坂道は道幅が狭いので、冬場は雪が積もってしまうと、上がる人と下りる人とで、すれ違うのが難しくなってしまいます。さらに、足場も悪くなって滑りやすいんですよね。私もしょっちゅう転んでいました。そんな坂道の辛い思い出が多い小樽市でしたが、学校帰りの街歩きでは友人と楽しく過ごせる場所もいっぱい。
レトロで素敵な建築物も多く、昔ながらの甘味処の喫茶店も多くありました。よく行っていたお店は、1階が洋菓子店で、2階が喫茶店になっているお店。友人と甘いものをいただきながら、お喋りに花を咲かせていました。他にも、観光地として人気の旧国鉄手宮線の線路跡を、人の少ない夜に散歩したり。静かな小樽の街の夜を楽しめました。
坂の多い街を、今度は観光としての視点で楽しみに行こうと思います♪