
カヌチャリアンに聞く
「私がカヌチャに泊まり続ける3つの理由」

「カヌチャリアン」と呼ばれる熱心なリピーターが多い「カヌチャリゾート」。開業して20年あまりの間、カヌチャリアンたちを惹きつけ、愛され続けるリゾートの魅力を探ってみた。
【カヌチャリゾートの基本情報】
・交通/那覇空港から北へ 車で1時間20分
・設備/約80万坪(代々木公園/約5個分)日本最大級のスケールを誇る敷地内にはゴルフコースやビーチ、3つのプール、9つのホテル棟(全295室)などが点在
たびらい編集部が分析。
なぜ、カヌチャはリピーターが多いのか?

今回、たびらい編集部は「なぜ、カヌチャは熱心なリピーターが多いのか?」という疑問への答えを求めるため、沖縄ファンに向けてWEBアンケートを実施(回答1,656件)。3回以上宿泊している熱心なカヌチャリアンに協力いただき、東京での座談会(参加者6人)を行った。その結果、カヌチャに泊まり続ける3つの理由が見えてきた。(※調査は2017年時)
「私がカヌチャに泊まり続ける3つの理由」
広大な敷地を
楽しむ方法を知っている
ジョギング後のオープンジェットバスで飲むビールがたまらない

敷地内を1周する約2キロのコースは緩やかな高低差があり、ゆっくり走って15分ほど。潮風が心地良く、南国の緑のなかを気軽に走ることができる。都内在住で30代女性のカヌチャリアンは、「沖縄のリゾートホテルは意外に周辺が車の多い道路に囲まれているので、カヌチャのリゾート感あふれる敷地でのジョギングは格別。4、5周走った後、オープンジェットバスで飲むビールのためだけに毎年来ています」と熱く語る。リゾートも大自然も満喫できる、タウン型リゾートならではの魅力だ。
起きてすぐゴルフ、終わってすぐ昼寝
40代の男性カヌチャリアンは、いつもゴルフ三昧。「海が見えるのももちろんだけど、一番の魅力はゴルフコースが部屋の目の前にあること。敷地内にゴルフコースがあるので、早朝でも起きてすぐにゴルフができるし、終わったあとはすぐ部屋に戻って昼寝できる」。上級者はプロ仕様の本格コースを楽しめ、初心者は3ホール、6ホール限定プラン「ちょこっとゴルフ」などが気軽に楽しめる。
実はリピーターほどカートを活用
広大な敷地内の移動は、カートの利用がおすすめ。家族で5回ほど宿泊している40代女性のカヌチャリアンは、「ちょっとしたアトラクションのようで、子どもたちが大きくなっても乗りたがるの」と話す。ビーチへの移動や、夜の星空見学に便利で、リピーターほど利用者が多い。基本的に別料金(5000円/日)なので、カート割引特典や、カート無料などお得な宿泊プランを活用するのがコツ。要普通免許。
どこよりもカヌチャのプールが好き
沖縄でも珍しいプールサイドバーでリゾート気分を満喫
カヌチャリアンが皆、口をそろえておすすめするのは、ガーデンプールの一角にある「プールサイドバー」。水中のイスに座りながら、ドリンクが楽しめるバーで、沖縄でも珍しい。コバルトブルーの水のなかでグラスを傾けていると、まるで外国映画のワンシーンのなかに身を置いているよう。「ここで写真を撮ってSNSにアップするのが、ひそかな楽しみ」と、30代女性のカヌチャリアンは言う。
「インドアプール」を積極的に活用するのがコツ
寒い時期や雨の日でも泳げる、温水のインドアプール。天井が高く開放感がある。沖縄では、年中泳げるこの規模の室内プールは珍しい。子どもの利用が比較的少ないので、運動としてスイミングを楽しみたい人に人気がある。「夏の日中は日焼けしないのでインドアプールを利用し、少し日差しがやわらいだらビーチサイドプールやガーデンプールに移動するのがコツ」という女性のカヌチャリアンの声があった。
カヌチャビーチと行き来ができるビーチサイドプール

「敷地内にビーチとプールがあって距離も近く、行ったり来たりできる解放感は、他のホテルでは味わえない」という声が多数。夏季のビーチゾーンでは、スライダーやトランポリンなどが楽しめるキッズプール「ウォーターキッズガーデン」が設置され、さらに夏時期は高さ9メートルの「ビッグマウンテンスライダー」が登場。ビーチサイドプールとともに様々なアトラクションで遊び、プールサイドのカフェ「ラナイ」で軽食やドリンクを楽しみながら、一日中のんびりと過ごすのが醍醐味らしい。
旅のシーンごとに部屋を使い分けられる
カップル、夫婦なら「パームタワーズ」。ツウはイースト棟の東側の部屋
敷地内で一番高い位置にある高層タイプの宿泊棟。1フロアに2部屋しかなく、コーナーテラスが広々としている。テラスからの見晴らしは抜群で、朝夕それぞれの風景が楽しめる。ツウなカヌチャリアンはイースト棟の東側の部屋がお気に入り。海と山を一度に見られ、晴れていれば、森から昇る朝日が見えることもある。各部屋にはバスルーム直結のオープンジェットバス、バーカウンターがあり、部屋でゆったりしたい人におすすめ。(※画像は2017年5月時点のものです)
アクティブに過ごすなら海が近い「オーキッド」
「オーキッド」の広さは49.60平米(約27畳)。カヌチャの宿泊棟のなかでも特に海に近く、ビーチと部屋を行ったり来たりしやすいので、海好きのカヌチャリアンはこの棟がお気に入りだ。夜には波の音をBGMに眠りにつくというビーチリゾートならではのぜいたくな体験もできる。バルコニーのオープンジェットバスから海を眺めることもできるが、階層が低いとヤシの木に遮られてしまうこともある。オーシャンビューにこだわるならハイフロアを選ぶのがコツ。(※画像は2017年5月時点のものです)
家族だんらんを楽しむなら「デラックスファミリー」
広さ66.42平米(約36畳)、大人6人まで宿泊できる「デラックスファミリー」。小学生の子どもを2人持つカヌチャリアンは「和室があるので使い勝手がいい。3世代で宿泊しても、祖父母と親子で和室と洋室にそれぞれ寝室を分けることができ、気兼ねなく過ごせます」と話す。冬季のイルミネーションイベント「スターダストファンタジア」のメインエリアに近い位置にあり、冬には家族で幻想的な風景を楽しむのがカヌチャリアン流。